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Posted by ブクログ 2017年08月16日
昨夜、一人の少女が――
「はじめまして。千葉市立麻砂第二中学校二年の浜村渚といいます」
「あれ、キミは……。どうしてこんなところに?」
「最近あるネットのサイトで、『tenkiya友の会』という数学サークルができたという情報が入りまして、ひょっとしたら数学テロ組織『黒い三角定規』と関連があるのでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月30日
数学が教育から排除された日本で起きたテロリスト、
「黒い三角定規」の数学と対峙するために警察に協力する、
中学生「浜村渚」の物語の第3弾。
かつて北海道函館にて数学エリート教育所として存在した、「斐三郎進学会」
の卒業生が、黒い三角定規の一員となりテロを画策しているという情報が入り、
解決のために...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月07日
今作はミステリ要素も数学的要素も強まっている。
少しややこしいかもしれない。
ただ、図で説明していて説明は易しいし、数学的視点から見た函館の五稜郭なんていうテーマも興味深い。
『クレタ島・嘘つき迷宮』では「嘘つき村と正直村」のような、子供の頃に流行った遊びが出て来る。
自己言及のパラドクスやら、論...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月09日
『2さつめ』で期待していたトポロジーが、「クレタ島・嘘つき迷宮」で見事な形で表現された。「アイシテルの正弦」での三角関数の説明も楽しかった。角度の単位は中学生が読むことを前提に度数で表現したものか? 函館を舞台にした「武田斐三郎の街で」では、五稜郭の築城が数学的にも美しいものであることが理解できた。...続きを読む
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