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秘書・タイプ引受所から派遣されたタイピストのシェイラは、依頼人の家を訪れた。無数に時計が置いてある不思議な部屋で待っていると、柱時計が三時を告げた。その時シェイラは恐ろしいものを発見した。ソファの横に男性の惨殺体が横たわっていたのだ……死体を囲む時計の謎にポアロが挑む。
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Posted by ブクログ
ポアロじゃない2人の人物の視点で話が進められていく。 でも最後はやっぱりポアロがさらっと事件を解明していくのがさすが! 今回もポアロの自惚れ具合にクスッとした。 今回の語り手の一人が殺人犯とは別に、ある人物を探していた。 最後にそれも明るみに出るけど、予想外の人物で驚いた。 さらにその人は他の人と...続きを読むも縁ある人だったり… 最後の最後にビックリさせられた。
ポアロシリーズ久しぶりだぁ。 でも、あんまりポアロ出てこなかった。。。の割に、面白かった。 最初読んでたときは犯人を予想出来てたんだけど、いろんな人が次々に出てくるもんだから、頭の中こんがらがったよ。 ほんと、ポアロの言うように真相は単純だったわけですね。 しかし、その犯人とは別に衝撃的な真実も最後...続きを読むにわかってびっくりしました。あれは予期せぬことだった。 盲目のペブマーシュさんの毅然とした態度、素敵です。 もっと、彼女を登場させてもらいたかった。 したら、もっと感慨深いものになったのに。。。ざーんねん。
1963年というクリスティにしては晩年に近い作品。 ポワロ物だが登場は後半。 ドラマを見たら原作と違うようだったので、再読。 そう探偵役というか語り手がコリン・ラムだったよね。 レイス大佐の息子の人格に疑いがかかるような改変でした。不自然に思えた部分はほぼ改変。まあさらっと見ればいいんだけど。 ...続きを読む高齢で盲目の女性ペブマーシュさんの所へ、秘書斡旋会社から派遣された若い女性シェイラ・ウェッブ。 名指しでの依頼で、入って待っているように言われた部屋には、時計がやけにいくつも置いてあった。 そして、ソファの陰には男性の死体が! 悲鳴をあげて飛び出してきたシェイラを受け止めた若い男性コリンは、ある仕事の捜査に来ていたのだったが…? ウィルブラーム・クレスントという三日月型に2列に並んだややこしい家並み。裏庭が接しているのだ。 クレスントとは、新月の意味。クレスントというのは実際に幾つかある地名らしい。 見えそうで見えない隣近所。 ペブマーシュさんは秘書を依頼したことはないという。 男性のことは近所の誰も見たことがない。 各家の住人達の個性が面白い。 猫を14匹飼っていて、猫のことしか見ていない隣人とか。 男の子二人の子育てに疲れ切っている主婦とか。 たまたま警部と友人だったコリン・ラムは捜査にも同行。 シェイラへの好意をからかわれつつ。 半ば隠退して、退屈しているポワロに連絡を取る。ヘイスティングスは南米に行ってしまったとか。 さて、ポワロの推理は。 後書きは脇明子さん。 巻末の著作リストが親切。
面白い!(^^) ポアロが動かないで解決しちゃってかっこいい!すごい! ラム氏も助手むいてるなぁ(^p^)
訳がちょっと不自然だったりしてひっかかるが、しくみとしては面白い筋書き。 ポアロがけむたい老人扱いされてるのがおもしろい。 ヒロインはいつも通りでクリスティーって感じの扱いです。
このシリーズを読み続けているからこそ、見当違いの方向に導かれた感がある。 これぞ無意識の先入観か。 正体不明の男の死体と、彼を囲むように置かれた複数の時計。 もうこれだけでワクワクしてしまうもんなあ。 それにしてもポアロってこんなに年老いてたっけ? すごくお爺さん感があって、ちょっと驚いてしまった。
大好きなポアロシリーズ。 ポアロの活躍がもっとあると良かったな〜。 ポアロ途中で登場だった。 内容は、ん〜という印象だった。
アガサ・クリスティー。ポアロシリーズ。 盲目の教師の家でタイピストが謎の男の死体を見つける。 現場には謎の複数の時計が置かれていた。 ポアロシリーズではあるがポアロの出番は少なく、ぽっとでの情報部員が語り手となり進んていく。 正直平凡以上のできではなく、複数の時計の意味も拍子抜けで、情報部員側の任務...続きを読むも、なぜ混ぜたのかわからないできでした
クリスティーでよくある展開。特に目立ったトリックやキャラはいなかった。柿沼瑛子さんの後書きが良かった。
映像で見たことがあったので、犯人はなんとなく覚えていたけど、やっぱり本で読むと詳細がわかる。もう一度映像を見直したい。
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アガサ・クリスティー
橋本福夫
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