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考古学者と再婚したルイーズの元に死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込んだ。さらにルイーズは寝室で奇怪な人物を見たと証言する。だが、それらは不可思議な殺人事件の序曲にすぎなかった……過去から襲いくる悪夢の正体をポアロは暴けるか? 中近東を舞台にした作品の最高傑作。
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Posted by ブクログ
おもしろかった!!「アクロイド殺し」以来の第三者が記録を残す方式でのお話。 いやもう、すごい引き込まれた。前半の不気味さから、後半ポアロが出てきてからの謎解きパート。 ラストの犯人には驚いたし、その後の話もなかなか良い。 中東の発掘現場の雰囲気がすごい出ていて、読んでいたら本当に乾燥した砂地にい...続きを読むる気分になれた。 やっぱりアガサクリスティーは読みやすいなぁ。
発掘チームの中で起きた事件。 博士の夫人が殺されたのは… いつもとは違う雰囲気だったのはなぜ? 事件に立ち会った看護婦の視点から。 考古学者と再婚して度々同行もしたクリスティの経験を生かした作品。 恋愛物の雰囲気も。
最後のポアロの畳み掛けが好き。 今だったら考えられない、中東でののんびりじっくり発掘調査。当時のイギリス人は簡単にこの地域にも足を伸ばしてたんだという事実に驚いた。事件自体は、そこまで中東色がでていない純粋なイギリス人たちを中心としたミステリー。 あとがきの、「クリスティは普遍だ。だから世の中の流れ...続きを読むに疲れてしまったら、クリスティを読むといい」的な言葉が好き。
再読。 出来栄えは上々。キラリと光る名作。 トリックは知ってしまえば「なあんだ」で終わってしまうかもしれない。西暦2000年をとうに過ぎた今、余りにも使い古された感のあるトリックでもある。しかし、有名なトリックというのは、思いもよらぬ「意外性」を持つから「再利用」が図られるのであり、既知だとし...続きを読むて軽んじられるものではない。 ストーリーも身があり、人物の思惑が交錯する様を描写する力量は、流石クリスティ。
初めてちゃんと読んだアガサ・クリスティ長編。名探偵ポアロシリーズ。 中東での発掘作業チームのリーダー、ライドナー博士の妻が情緒不安定なため、看護師として呼ばれたレザラン。ライドナー夫人は、他の男性と恋に落ちるたびに死んだはずの元夫から脅迫状を受け取っていた。ライドナー博士と再婚してからは脅迫状が来な...続きを読むくなっていたのだが、なぜか発掘現場に来てから再度脅迫状が届き、ライドナー夫人は殺されるかもしれないという恐怖にとりつかれていた。そんなある日、ライドナー夫人の撲殺死体が発見されるー。 先に読んでいた短編集「ポアロ登場」よりも読みやすく、最後まで犯人が分からなかった。発掘チームの人達の名前は最後まで覚えられなかったけど…。それにしてもなぜポアロはフランス語を喋るのかな。
遺跡調査隊が発掘作業をしていたヤリミア遺跡で起こった事件を、看護婦エイミー・レザランが記録した物語です。 隊長である考古学者エリック・ライドナーの妻、ルイーズ・ライドナーに、死んだはずの元夫からと思われる脅迫状が届きます。周りの人はただのいたずらだと思い本気にはしていませんでしたが、ルイーズは恐怖...続きを読むに怯えていました。 そしてある日、本当に殺されてしまいます。 “外部の人間が奥さんの部屋にはいるには、入口の門を通って、中庭を横切らなくてはならないのです。だが、守衛とコックと小間使いの少年の一致した証言によれば、外からはいってきたものはいなかったというのです”よって、“犯人は外からはいってきたのではないー内部にいたのだ。(p142)”と考えられます。 偶然ハッサニーを通ることになっていたポアロが調査を依頼され、捜査に協力することになります。ポアロは、事件は“ミセス・ライドナーの人格をめぐって発生している(p365)”と考えます。彼女は、とても魅力的で、本当に美しい女性でした。
昔読んだ記憶があったせいかトリックにはそれほど驚かなかったのが悲しい。また調査隊メンバーも殆ど読み分けられていなかったのも少し勿体無く感じてしまう。 しかし、そんなマイナスポイントを補って余りあるほどルイーズ・ライドナーという人物は魅力的だったな。ポアロが最後に指摘したように今回の事件は彼女の性格が...続きを読む全ての問題の根幹に有ったということがよく判る構成になっていた
舞台が今までにないところで新しい。トリックも言われてしまえばそんな物かと思うが、やっぱり言われなければわからない。犯人の意外性や被害者を取り巻く人間関係はやはりクリスティらしく面白かった。
アガサクリスティーのポアロシリーズ。 中近東を舞台に事件が起こる。ポアロの世界観のある、とても読みやすい一冊。それぞれの人間観察をしながら読むと面白いかも。
考古学者と再婚したルイーズの元に、死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込みます。 さらにルイーズは寝室で奇怪な人物を目撃したと証言しました。 しかし、それらは不可思議な殺人事件への序曲に過ぎませんでした・・・。 過去から襲い来る悪夢の正体をポワロは暴くことが出来るのか? 中近東を舞台にしたクリスティ作品...続きを読むの最高傑作。―解説:春日 春樹 より 話はひとりの看護婦エイミー・レザランのレポート形式で綴られます。 遺跡発掘現場で働く様々な人間達。 彼らはエリック・ライドナー博士をリーダーに家族のような雰囲気でした。 しかし今年の調査隊には奇妙な緊迫した空気が漂っていました。何故か? この緊迫した空気は、物語のほぼ前半を支配し読者をも不安な気持ちにさせます。 生意気な小娘、人の心を弄ぶお嬢様育ちの女性、翻弄される男達。 殺人予告の脅迫状、怪しい人影・・・。 ついに殺人事件が起きます。何人もの容疑者は誰もが決定打に欠けます。 謎が煮詰まり、半ばお手上げ状態となった所で、満を持して名探偵ポワロが登場します。 ここから後半は、事件と人間関係の謎が解明されていくストレス解消のスタートです。 なるほど結局そういうことか・・・。気になる人物達も収まる処に収まって、 更にはオリエント急行殺人事件への期待も抱いて気持ちよく本を閉じました。 アガサの生涯の伴侶 考古学者マックス・アローワンとの出会いが生んだ記念の一冊。
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アガサ・クリスティー
石田善彦
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