作品一覧 2022/08/03更新 メソポタミヤの殺人 試し読み フォロー 沈黙のセールスマン〔新版〕 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 石田善彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー メソポタミヤの殺人 アガサ・クリスティー / 石田善彦 おもしろかった!!「アクロイド殺し」以来の第三者が記録を残す方式でのお話。 いやもう、すごい引き込まれた。前半の不気味さから、後半ポアロが出てきてからの謎解きパート。 ラストの犯人には驚いたし、その後の話もなかなか良い。 中東の発掘現場の雰囲気がすごい出ていて、読んでいたら本当に乾燥した砂地にい...続きを読むる気分になれた。 やっぱりアガサクリスティーは読みやすいなぁ。 Posted by ブクログ メソポタミヤの殺人 アガサ・クリスティー / 石田善彦 ポアロもの。看護婦さんが語り手。 考古学のことはさっぱりわかりません。中近東には1度行きました。博物館は行かなかったのを悔やみます。出てきた話題は、博物館を訪問して注意してみようと思いました。 なぜどのようには、最後までわかりませんでした。推理小説として楽しめました。考古学、メソポタミアのことが...続きを読む分かっていれば、より楽しめると思われます。 本書を読んでから、アガサクリスティ百科事典、アガサクリスティ99の謎 を読みました。体験に基づいて書いているので描写が正確なのだという理由が分かりました。 ーーー旧版への書評 アガサクリスティものを全巻読もうと思って、新品を買っていたら、お金が持たないことに気が付いて、古本を買うようになりました。 本書は、新装版もでていますが、近所ではこちらの版が古本屋さんにありました。 ポアロものですが、看護婦さんが語り手としてかかれています。 さすがに、数十冊読んできたので、犯人の可能性がはじめのうちから数十%の確率でこの人ではないかと思って読み進んできました。 なぜ、どのようには、最後までわかりませんでしたので、推理小説としては楽しめました。 考古学のことはさっぱりわかりませんが、出てきた話題は、あちこちの博物館を訪問した際に、注意してみてみようと思いました。 中近東には1度しか行ったことがなく、博物館は行っていなかったのが悔やまれます。 Posted by ブクログ メソポタミヤの殺人 アガサ・クリスティー / 石田善彦 発掘チームの中で起きた事件。 博士の夫人が殺されたのは… いつもとは違う雰囲気だったのはなぜ? 事件に立ち会った看護婦の視点から。 考古学者と再婚して度々同行もしたクリスティの経験を生かした作品。 恋愛物の雰囲気も。 Posted by ブクログ メソポタミヤの殺人 アガサ・クリスティー / 石田善彦 レザラン看護婦がヘイスティングズより優秀なので、ずっと助手しててほしいな…と思った。しかしコールマンとくっ付くとは思わなかった。 珍しく金目当てではない愛の殺人だったが、犯人の執念が怖い。塩酸飲んで死ぬの嫌すぎる。 Posted by ブクログ 沈黙のセールスマン〔新版〕 マイクル Z リューイン / 石田善彦 自分の読むマイクル・Z・リューイン2作目。 前に読んだ『祖父の祈り』は正直少々期待外れだったのだが、今作は”アルバート・サムスン”シリーズの4作目にして代表作の新訳版とのことあって、中々に楽しめた。 もっと出くわしている気がするようで意外と少ない(探偵ものではあるがハードボイルドではなかったり、ハ...続きを読むードボイルドではあるが私立探偵でなかったり)チャンドラーの系譜を継ぐザ・海外私立探偵ハードボイルドもの。 仕事にあぶれ、先細り行く懐事情が心配になる中、調査料割引セールの広告を打って出たサムスンに舞い込んだのは「製薬会社にセールスマンとして勤めている弟が、半年前、勤務中に研究室で事故に遭い意識不明の状態での入院が続いている。面会を求めても断固拒否されるので何とか会えるようにして欲しい」というもの。 早速病院に赴き関係者達に話を聞くが、どうも裏がありそうなほどガードが固く、面会謝絶の理由もあやふやで納得のいかないもの。 そうこうしているうちに別れた妻のもとに居る娘のサムが、夏休みということで単身会いに来る。 仕方がないので助手として仕事を手伝ってもらうことに。 王道らしく最初は依頼人のため、むしろ報酬のためだった調査が、裏にはびこるものの存在を嗅ぎ取るや依頼人そっちのけ、自身の好奇心をエネルギーに利益も危険も顧みず、真相を求めてそこら中をひっくり返す。 その最中交わされるタフぶったもの言いや、厳しい追及に対する茶化したような返答が好き。 ちょっと自己中過ぎじゃあと感じるような強引で軽率な行動が多かったり、娘のサムが”障がいを持っている”という設定がその字面以上には何も影響を出しておらず謎だったり、ちょいちょい気になる部分はあったけど、銃は持たないという信条(最後はぶっぱなしちゃうけど。。。)はこの世界ではユニークで、概ね好感度良。 他の既刊本も新訳されていくのかな。 新訳でたら読んでみよう。 Posted by ブクログ 石田善彦のレビューをもっと見る