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Posted by ブクログ 2013年07月12日
「無記」という言葉に出会えただけでも、自分にとっては価値があった。この境地というか「悟り」ははるか彼方の感覚なんであろうけれど、問い続けていった先に、これ以上先は問わないとできる気持ちの持ちようって何なんだろう。この本を入口に、仏教について学びたいと純粋に思った。常に目の届く範囲においておこうと思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月29日
茂木さんも南さんも大変。色々考えることがありすぎる。もっと考えないようになれれば楽だろうに。ただ、二人ともその“楽さ”は求めてないんだろうな。でも、二人はほんと楽しそうにしてる。
この本は、テレビでもおなじみの脳科学者である茂木健一郎さんと、禅僧である南直哉(みなみじきさい)さんによる対談集。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月04日
茂木健一郎と南直哉の3回に渡る対談を書き記した形式で、脳とは?死とは?とクオリアやお互いの哲学を元に語り合っている。
なぁなぁとした対談ではなく攻撃的でなかなかどうして笑ってしまった。
南という方を初めて知った本。
禅僧についてのイメージが間違ってたのかもしれないが
宗教家ぽくないという感想を持っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月01日
攻めの姿勢の対談本だった。
南さんが苦、ととらえるものを、茂木さんが快楽ととらえているところが面白い。そのように違った捉え方をしているかと思えば、方法論は同じだったり、またその逆があったり。
二人ともが、真っ直ぐに自分の考えを開示し、真っ直ぐに相手へ質問をしているからこそ、内容の濃く、深い対談になっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月09日
P.76、5行目からのくだりに「なるほど!」と感銘を受けた
自分が普段考えている事をうまく言葉で表現できないでいたが
まさに私が考えていた事とはこういうことだ。
私はまだ生きてはいるが、私の過去は、すでに死者たちと同じ場所にある。
(中略)ただ、私の大脳皮質側頭葉に残るか細い記憶が「その時」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月22日
[ 内容 ]
我々はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか-。
人類誕生以来、問われ続けてきたアポリア(難問題)に、脳科学者と禅僧が挑む。
死はすべての者に平等に訪れる。
けれど誰もが望んでこの世に生れてくることはできない。
つまり、「私」に根拠はないのだ。
だからこその苦、だからこその人生。
それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月12日
なぜ自分は生まれてきたのか?何のために生きるのか?人類がずっと問い続けてきた難題をテーマに、禅僧と脳科学者が語り合う対談集です。
この世に望んで生まれてきた者など誰もいない。だから、生れて生きることには、もともと根拠が無い。根拠の無いものを問い続けたところで、当然答えは得られない。答えのないものを探...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
脳科学者の茂木健一郎と、禅僧の南直哉が、3回にわたっておこなった対談を収録しています。
南の語る内容は、彼のこれまでの著作と同様、彼自身の解する仏教の立場からまっすぐに届けられてきますが、これにたいする茂木の発言は、脳科学者の立場からなされているものとはいいがたいように感じます。ある意味では、南の...続きを読む
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