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Posted by ブクログ 2012年01月30日
やはりこの著者は科学エッセイがおもしろい。「バカヤロー経済学」は、正直結構首をかしげざるを得ないところが多かったのですが、この本は文句なくおもしろかったです。唯一、タイトルが内容とあまり合っていないように思える点だけが不満でしょうか。
この本は、元々月刊誌に連載された「科学の興亡 ネイチャーvsサイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月06日
サクッと読める本。
ネイチャーとサイエンスで比較するとこんな違うのかーと改めて実感。
ちなみに私はネイチャー派。
ネイチャーダイジェストは愛読してます。自分の専門分野以外とか、科学関連のニュースなんかも分かりやすく楽しく読めるから。
高校生向けのネイチャーダイジェストとかあったら、もっと科学に興味...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月30日
日本では科学雑誌はあまりメジャーではないけれど、英国では「ネイチャー」は商業誌として十分に成り立っているし、「サイエンス」を発行している米国では科学に対する信仰が厚いそうだ。
それに比べると、日本は科学の恩恵を十分に受けているものの、あまり科学に対しての信仰は熱くないし、科学リテラシーは高くないだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月05日
科学リテラシーを高めるための入門書として読んだ。紹介されるエピソードが素人には面白く、入り口としては満足している。読んで、スカッとした気持ちにさせられた。
「ネイチャー」、「サイエンス」の違いは興味深いし、このような雑誌が商業的にも成り立っているところは確かに日本とは違うところだ。
蛇足ながら、若い...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月28日
イギリスの「ネイチャー」とアメリカの「サイエンス」。この二大科学雑誌を中心に,科学について語る。両誌の歴史,科学にまつわるスキャンダル,日本の科学の未来まで。
なぜ英米のこの二誌が抜きんでたのか,アインシュタインの人生を概観することで要領よく説明。ドイツ語の凋落はやはり戦争のせいだな。
ピア...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月29日
最後の章の原発がらみの論考が秀逸だ.イデオロギー偏重の絶え間ない反対意見に麻痺して,正常な科学的判断ができなくなったことは事実だろう.地元の電力会社元幹部から聞いた話だが,技術系社長が原発事故は起こると正直に述べたことが大問題になった由.事故は起こるものだという常識がマスコミや反対ゴロには理解できな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月02日
私は竹内氏の書いた本はほぼすべて読んでいるが、本書は中でも政治的・社会的メッセージ性が強い本だと思う。そしてその見解は示唆に富んでいる。著者の背景に裏打ちされた提言は一読の価値あり。
・イギリスの一部の大学には、同じ講座に二人の教授がいる。一人は実力で這いあがった人、もう一方は上流階級出身のお金に余...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月07日
イギリスのネイチャー誌、アメリカのサイエンス誌を紹介、比較しながら科学そのものの面白さを紹介する。筆者は自身をサイエンスライターと説明するが、まさしく僕のような科学ファンには心地よい文章である。安心感がある。
最終章で東日本大震災後の非科学的な反原発ブームに極めて冷静に釘をさしながら、なんとか派とか...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月25日
本書は「新潮45」で連載されていたコラムを加筆修正してまとめたものである。自然科学の学術業界の全般的な話題を一般読者にわかりやすく説明している。前半では「ネイチャー」と「サイエンス」という二大科学雑誌の占める役割と性質について、後半では疑似科学や捏造の話題を通して「科学はどうあるべきか」ということを...続きを読む
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