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戦国武士は、俸給のためなら主を変えたが情で結ばれた主君のためには、命を賭けた。家康の抜擢で紀伊徳川家の礎を築いた勇将・安藤帯刀は、諫言も辞さず、切腹覚悟で幼き主君を守り抜く。一方、伊達政宗を奥州の覇者に押し上げた智謀の人・片倉小十郎は、若き主君の器量を最大限に活かすため、主君の病んだ右眼を自ら抉った。己を捨て、主のために戦い抜いた名臣たちの清々しき生き様!
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Posted by ブクログ
戦国の主人公たる主君を支えた有能な家臣。先ずは安藤帯刀。徳川家康の傍らで主君を支え、また紀伊の頼宣の傅役として幼い主君を補佐、教導した。激しい気性の頼宣は、安藤帯刀なくしては、紀伊藩主としては成り立たなかたかもしれない。 片倉小十郎景綱。伊達政宗の傅役を命ぜられ、伊達政宗の参謀として奥州の覇者に押し...続きを読む上げた。 特に安藤帯刀の話は興味深かった。 有名な望遠鏡の一節。 頼宣は望遠鏡をもって天守閣に登り、城下町を覗いては、見た事を言いふらしたので、城下の人間は、戦々恐々、町から笑い声が消えてしまった。このままでは殿様の評判がガタガタになると危ぶんだ安藤直次が、望遠鏡をへし折り、「この望遠鏡で殿に見られていると思って、城下町の人間たちは今思うような暮らしもできないのです」と諫めた。 昔から、異国の聖賢と言われた人は、冠の下に紗でこしらえた目すだれをかけ、物を見ぬようにいたし、耳には耳金というものをつけ、人声を聞かぬようにした、と言い、頼宣を諌めた。 非常に面白かった。
安藤帯刀編はうまくまとまっていて読みやすかったが、 片倉小十郎編については内容的にも前半生のみで終わられた印象で 物足りない気がした。
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身命を惜しまず 安藤帯刀と片倉小十郎
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