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人間はツキを支配や制御することはできないが、その性質を知り、波を利用することはできるのではないか。ツキという不思議な存在を誰よりも深く考え、語り続けてきた作家、阿佐田哲也(色川武大)。その思想は現代人にとって大きな指針となる。「人間の運の総量は一定である」「欠点を守り育てよ」「勝つ人柄はつくれる」「ヒットを打つよりフォームを固めよ」――遺された至言の数々を『人は見た目が9割』の著者が読みとく。
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Posted by ブクログ
面白い本だった。 上昇運、下降運があるのは生きていてよくわかる。 何かを得たら何かを捨てる。桜井章一が同じことを言っていたのを思い出した。 人生はそうやってできているのかも知れない。 運やツキは一定。 どう使うかはその人間次第で、人生が左右される。
少年マガジンに連載されていた「哲也」の原作者、さいふうめい(竹内一郎)が、雀士「阿佐田哲也」氏の哲学、著作をベースに「ツキ」を考える内容となっている。 私自身も20代前半に麻雀を嗜んでいた時期があるので、「ツキ」の流れ等に納得する部分が多かった。 「人間の運の総量は一定である」、 「運を使えばその分...続きを読む失うものもある」など、 普通とは違う視点の価値観が斬新で面白く読めた。
運やツキの波は自分ではどうしようもないが、その現象をうまく利用するためにできることをやっておくことが大事。
竹内一郎さんって誰かしらないんですが、 さいふうめい さんなんですね、 さいふうめいといえば哲也雀聖と呼ばれた男(漫画)の原作ですね。 阿佐田哲也さんを多聞に引用してツキというものを語っています。 大いに納得、大いに眉唾(笑) 大きな間違いと思われる記述があります。 それは確率的におかしいと思わ...続きを読むれる揺らぎが人生においては頻出する、確率的通りの方が少ないのではないか。 という点ですが、おそらく確率というものを間違ってとらえられているのかもしれません。 揺らぎの存在は確率的に存在しているのです。存在していないと思われる表記が多々あります。これが間違いだと思います。 その認識の違いはあるものの、 その揺らぎをいかに捉えるのかというのは面白く、私も必要だと思います。 また、原点がとんとんで幸せだという考え方はとてもいいと思います。 ちょっとでも勝って終わろう、上がって終わろうと生きるのだけれど 原点が普通なんじゃないかというとらえ方はとても納得できました。 ・上昇運と下降運をつかみ合わせたい。 ・偏りは当然ある、不思議でもなんでもない。 ・卓を囲むメンバーは大切、これは有るでしょう、1人ウマイよりも多いレベルに引っ張られるね。 ・言語情報が簡便であるため、非言語情報は無いものと扱われてやしませんか ・バランスを崩して勝負をかける。 ・普通、混沌として振幅のあるのが普通。
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