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Posted by ブクログ 2024年03月20日
西川一三さんという人のモンゴル、チベット、中国、インドを跨ぐ長い旅を追体験できた。読み終わったら、旅がしたくてウズウズした。
西川さんが旅の合間に外国語の習得に励んでいた描写が、印象に残った。その必要があったからというのもあるだろうが、旅で出会った人たちとの交流が、彼を習得に駆り立てたのではないか...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月24日
「この稀有な旅人の事をどうしても書きたい」
本人の手記をもとに再構築したノンフィクション。
第三者の視点が入る事でより事実がくっきりとしたのではないかと感じる。当初スパイ的要素を想像していたが、描かれているのは旅人としての旅そのもの。冒険家登山家とは違い、装備など全くない状態での過酷な旅。未知の場...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月29日
中国・チベット・インドを歩いた密偵の壮絶な旅路 『天路の旅人』
沢木耕太郎氏のノンフィクション作品『天路の旅人』は、戦時中に中国で密偵となり、戦後も帰国せずに中国・チベット・インドを歩き続けた西川一三氏の人生を描いたものです。
沢木氏は、西川氏に何度もインタビューを行い、彼が残した3000枚超の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月07日
とても実話とは信じられないほどの衝撃の一冊でした。
西川一三という密偵を行っていた日本人が存在し、数奇な数年間を送ってきたことに驚きました。
戦時中や戦後にこんなに凄い事をやっていた人が、日本に帰国後、東北でひっそりと自営業をして静かに暮らしていたというギャップも凄い。
本人が書いて過去に出版した回...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月12日
最後にあるように、本人が旅を記した本があるのにそれを辿って書くことに意味があるのか?と読み始めは感じるのだが、読み進むうちに「西川が旅してる様をみる」のだと気づく。
日本人だとバレないか気にしながら托鉢をしながら嘘を重ねながら、旅は続く。
目的がなくなってからが俄然おもしろい。どこまでも行けるのでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月04日
人生でこんな旅をしてしまったら…。
生きていく力がすごい。そして、彼こそ旅人。勇者の冒険。私の頭の中ではドラクエの曲が流れてましたよ。
ツァンパ、バター茶、臓物スープ…
いやぁ、なんでも食べなきゃ生きていけないとはいえ、ほんとに生きる力がすごい。(2度目)
遊牧民の旅や移動が、何十人、そして動物...続きを読む
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