東電OL殺人事件

東電OL殺人事件

781円 (税込)

3pt

彼女は私に会釈して、「セックスしませんか。一回五千円です」といってきました――。古ぼけたアパートの一室で絞殺された娼婦、その昼の顔はエリートOLだった。なぜ彼女は夜の街に立ったのか、逮捕されたネパール人は果たして真犯人なのか、そして事件が炙り出した人間存在の底無き闇とは……。衝撃の事件発生から劇的な無罪判決までを追った、事件ノンフィクションの金字塔。

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東電OL殺人事件 のユーザーレビュー

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    購入済み

    読み応えあり

    2023年01月11日

    この事件は結構インパクトのある事件として記憶していたので、どこまで掘り下げられているのか興味が湧いて読んでみた。なかなか奥の深い色んな組織の思惑までも暴露していく内容に感心しながら読ませてもらいました。

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    Posted by ブクログ 2013年04月23日

    「東電OL殺人事件」の詳細を確認したくて読んだ。今年ビゴンダさんの無罪が確定したのを機に曖昧な知識をもう少し自分に納得のゆく形で留めようと思って読んでみた。
    予想は其れを遥かに超える作品だった。事件の経緯や事実関係だけでなく、被害者、渡辺泰子に著者が必死に
    迫ろうとする姿がこの作品を作っている。...続きを読む

    0
    購入済み

    知られざる事

    2014年04月16日

    この事件が起きた当時、興味本位の、中には被害者を傷つけるような事を報じる雑誌や新聞があり、辟易した記憶がある。
    この本は、そのような事は無く、何故このような事件が起きたのかを事実を丁寧に調べて解き明かそうとしている。
    しかし、それでも疑問が残っている。
    これは被害者が持っていた闇があまりにも深かった...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2022年12月04日

    著者の被害女性への思い入れがかなり強くノンフィクションというには見方に偏りがあるように思える。偶然に暗合を見たり、幻視幻聴の類が繰り返されたりするのは白ける。けれども取材の範疇を越えて捜査と言っていいような調査の数々は凄い。それだけ執着させる要因がこの事件にはあったということか。自分も著者同様に、昼...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月12日

    氏の著作に触れるのは初めてだから、追悼ってのもちょっと違うかもしれないけど、今のタイミングで読んでみたもの。☆はやっぱりプラス一つで。”東電OL”って言葉のインパクトが強いけど、実際には”殺人事件”の方がメインテーマ。故人の生い立ちなどにもっと紙面が割かれるのかと思ったけど、むしろ法廷場面が多くを占...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月19日

    この事件は自分の女性という生き物についての興味を抱くきっかけとなった事件です。

    今までドラマの世界でしかなかったような二面性を持った女性が本当に存在していたことに衝撃を受けました。

    本では新聞や一般のテレビでは報道されていないことについても、筆者の丁寧な取材による浮かび上がった事実と筆者の推測を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月29日

    東電OL殺人事件は知ってはいたが、詳しく掘り下げみたいと思ってた事件。
    今回読んでみて、やはり闇は深いんだなと再確認した。ただの殺人事件ではないと。
    この本から読み取れるのは2つ。日本の司法制度の酷さと、殺された被害者の異常性。特に被害者の病み方はすべて理解できないところに闇の深さを改めて感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月15日

    東日本大震災の原発事故で、東電の体質についてクローズアップされたことをきっかけに、東電に興味を持って読み始めたのだが、とんでもない本だったようだ。
    そもそも、この事件について全く予備知識がなかったため、渡辺泰子のような女性が存在していたことに驚いた。事実は小説より奇なり、とはいうけれど。。もう亡くな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月13日

    昼はエリート社員、夜は街頭に立つ娼婦である女性の殺人事件。被告の冤罪をはらすべく徹底的に調べ上げた本書。丁寧な取材と熱意に敬意を表したい。

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    Posted by ブクログ 2014年07月08日

    東電OL事件のルポ。ほとんど古典となっているが、やはり面白い。著者のフェティッシュと言っていいほどの被害者に対する思い入れ(おそらく性的なものが含まれている)。「遺族のプライバシーを尊重して」と断りながらも、実際はまったくそれを無視して暴きたい放題。東電OLに触発されて登場人物たち(著者も含めて)の...続きを読む

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