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小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かされる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい……。冬の巻ついに刊行。/解説=松浦正人
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Posted by ブクログ
おもしろかったー!!!! 現在と過去を行き来して、謎を解いていく流れで、完全に騙された。過去の日坂くんの事件にしか目が向いてなかった。 春季限定から始まった小鳩くんと小佐内さんの物語の終わりが、とても素敵な終わり方で心が満たされた。 でも、贅沢を言うなら、アフターストーリーがほしい。小鳩くんと...続きを読む小佐内さんの日常編が読みたい。 アニメ化楽しみだ〜!
主人公小鳩君の小賢しさが高校時代よりも顕著に描かれてるので、若干のしんどさがありました。が、展開の意外性や解決パートの「してやられた感」は圧巻でした。やっぱりこの作家さん本当にすごい。
やはりすばらしかった。春期から20年経っていたなんて!構成がうまい。セリフがうまい。人物が魅力的。大団円。優れた推理作家は数あれど、こんなのそこらの作家には書けないよ。また春期から読み直そう。大学生になった二人に会いたいなー-とも思う。米澤先生に感謝!
小市民シリーズ、感動のフィナーレでした!小山内さんと小鳩くんの出逢いもわかったし大満足です。ミステリの方も、黒がにじみ出て来るような違和感と、しっかりした終わりがあって私は感無量!
現在と過去の回想と現在の伏線にいろいろと騙されながら楽しく読めました。 大学生になった小市民2人の活躍もいつか見たいです。
なんとほろ苦い……。 こんなにもほろ苦いシリーズだったっけ? 小市民シリーズを初めて手に取ったのは2009年の2月、13時間の空の旅のお供にするためだった。 時が流れすぎてこれまでの3作を詳細には思い出せないけれど、もう少し飄々としていた気がする。 本作を読んで、こんなことがあったなら小市民を目指さ...続きを読むざるを得なかったであろうと納得。 けれどまたもう少し飄々とした二人が見たい。 米澤先生、大学生シリーズも書いてください。
そして彼らは結託し、共謀して、何か事実を隠している。隠すということは、隠したい何かがあるということだ。解くべき謎は、いま、具体的に形を与えられた。 なんてすばらしいんだろう! あとは解くだけじゃないか! 「小佐内さん」 「なあに」 「答えたくなかったら、答えなくてもいいんだけど」 「じゃあたぶん答...続きを読むえないけど、なあに?」 結果が降ってくるのを待つだけでは、エサを待って口を開け続ける雛鳥と変わらない。いや、雛鳥だってエサをよこせと鳴き騒ぐ。じゃあぼくは、どんなふうに鳴けばいいのだろう。 ー不思議な顔してるじゃないか、小鳩。 ーまるで、自分が何をしたのかわかっていないみたいじゃないか。 ーなあ。 ーおまえ、 ー鬱陶しいよ。 ぼくは結局のところ、自分があまり好きではない。賢しらに振りまわした知恵の刃が誰かの胸をえぐっても、その返り血で自分の手が汚れたことばかりを嘆いている。そんなぼくを、どうして好きになれるだろう。けれど、それでも……自分を恥じていても、自分を受け入れていくしかない。これからはもう、一人なのだから。 「おやすみ小鳩くん。わたしの次善。あなたが生きていてよかった。お大事にね。そしてどうぞ、よいお年を」
春夏秋ときて、これがラスト作なのか 待望の《小市民シリーズ》新作でした ワクワクしながら読み始めたものの、とても重たいストーリー 轢き逃げ事件に遭遇した主人公が入院している《現在》と、同級生が遭遇した類似の《過去》の事件が交互に語られる トリック自体は稚拙なものだけど、解き明かす過程に価値...続きを読むがあるという逸品
最新刊、めっちゃ待ってました! めちゃくちゃ面白かったです!最高 シリーズで買っちゃうほどのよさです♪
小鳩くんと小佐内さんの物語がついに完結した。感慨深い。今回の轢き逃げの話と語られることが無いだろうと思っていた2人が小市民を目指すきっかけの話が本書では語られている。 彼らの今後の人生について読者視点ではもう知ることが出来ないだろうことが寂しく思う。しかし一方で、彼らの人生はこれからも続くというこ...続きを読むとがはっきりと感じられたことが嬉しく思う。改めて小説というものの良さ(と言って良いのか分からないが)を認識することが出来た。 2人の将来に幸あれと願いたくなる結末であり、本書及び本シリーズに出会えたことは、私自身にとってもこの上なく幸せなことだったと感じられた。
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米澤穂信
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