量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール

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量刑とは、裁判官が当事者らの言い分や証拠を、刑法の定める範囲内で酌量し判決を下すことである。その判断は各裁判官に委ねられているものの、先例判例主義が重視されるため、「一人殺しは無期」「三人殺しは死刑」といった刑罰の“相場”が自ずと形作られてきた。例えばゴルフ場からロストボールを“大量”に持ち帰れば懲役10カ月、“衝動的”な放火で“一人”焼死させたら懲役10年など、微罪から重罪まで、法の番人たちが共有する刑罰の約束事が全て明らかに!

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量刑相場 法の番人たちの暗黙ルール のユーザーレビュー

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    購入済み

    犯罪の内容に対して量刑が軽すぎるだろ、と思うことはしばしばあるが、裁判官も過去の判例から大きく外れた判決をだすことはなかなか難しいとは思う。だからこそ裁判員裁判の結論をもっと重視するようにしたほうがいいと思うけど。禁錮と懲役の違いなどは初めて知った。

    0
    2020年08月30日

    Posted by ブクログ

    解説が丁寧でわかりやすい。
    まあ現状を見るに、理不尽な量刑はいくつかあるなあ。泥酔してたから心神耗弱とか、普通の感覚じゃありえんし。

    0
    2018年06月17日

    Posted by ブクログ

    司法の考え方がちょっとわかった気がする。
    おおがたのことは実務経験で知っていたが、刑期の細かい考え方とか、最近の傾向とかは今後、役に立ちそう。とくに死刑についての考え方が司法っぽい感じがして興味深かった。

    0
    2012年02月14日

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