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修学旅行を控えた9月末、太一たち2年生には進路調査票が配られていた。部室で将来を見据えながら語るメンバーを見て、ひとり焦りを覚える太一。そんな時、「――これで最後です」と〈ふうせんかずら〉が終わりと始まりを告げる。山星高校全員の願望が見える、その現象を危惧した稲葉は、何もしないことを部員たちに強要する。しかし、見捨てることはできないと主張する太一と唯、反対派の稲葉と青木で意見の衝突が始まって……。愛と青春の五角形コメディ第7巻!
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Posted by ブクログ
前期アニメから枠の6巻。 現象に翻弄されるだけだった文研部メンバーが初めて現象を行使する側に回るお話。 気持ち悪いとは思いつつ、なかなか否定しきれない主人公属性の追究がいい。救いようがない代わりに理不尽さもないと言うか、苦味がない青汁のようと言うか、シリーズ中でも今のところ一番の成長物語だった。
ふうせんかずらによる最後の現象で、文化研究部だけでなく、修学旅行という一大イベントにも大きく影響が出るココロコネクト7冊目。最後と銘打つだけあり、ニセランダムやヒトランダムと対比されるようなシーンも少なくない。ヒトランダムからの枷に悩み、もがき苦しむ太一の成長はまぶしい。シリーズの最後はそれ以外ない...続きを読むだろうとは思っていたが、最終章、数々の"現象"の清算に向けて物語が大きく動き出す。
ココロコ、現時点での最新刊。 ラスト前を感じさせる展開でしたね。 今回は、久々に伊織たんが光っていました。 てか、彼女に一番感情移入できた。 ひとまず太一君&唯たんの、とりわけ太一君には 全く感情移入できず、「○○のためにしてあげたい」て 単語だけで虫唾が走るほどでした。 皆のためなんて、してあ...続きを読むげるなんて、思い上がってる時点で 「それ自分のためだから!」て。 行動しようとすることが間違いというよりは、それを誰かのためと 思い上がること、その責任を背負ってないことが 間違いなんですね。 稲葉ん達の考えが正しいというよりは、彼等は「自分の意思」で 「自分のため」と覚悟していた点において勝っていただけだと思います。 稲葉んが今回間違えたとすれば、彼女の言動で逆に煽ってしまった ことかなですね。 このあたりが彼女の不器用さで可愛いとは思いますが。 今回も、イライラしながらも「これって同属嫌悪?」をしてしまう この鋭さは毎回唸ります。 好きに大きさも形も、ある程度はあるかもしれないけど、あまり 意識したくはないなぁですね。 あとは「依存」しない節度を持つことも大事だと思いますが、 稲葉んのようにセーブできず葛藤する姿も否定できない。 この難しい「ココロ」にどう決着がつくのか楽しみです。
ふうせんかずらの最後(?)の現象により4人が対立することに。それぞれの言ってる事も分かるし理解できる、ココロコで最も考えさせられる話でした。 自分と太一を重ねながら読めたので稲葉んの言葉が突き刺さり耳が痛い。 ていうか同族嫌悪?? アニメ化おめでとー。 主役もさることながらサブ2人のCVはぴったり...続きを読むだと思う。 残り2巻となった原作ともども楽しみだ。
これがココロコネクト・・・だと!? 前回、なんか微妙とか思っててすみませんでした(土下座 今回はラスト目前らしくいよいよ太一のターン。 毎回文研部のメンバーが追い込まれて追い込まれてから解決する展開だったけど、地の文である主人公がガンガン追い込まれるのは読んでて辛いものがある。 力を与えられた自...続きを読む己犠牲野郎・太一が正義のためと思って行動するがそれによって多分シリーズ上最も険悪な対立を生むことに。特に稲葉との距離が遠い、遠すぎる・・・ 周りの生徒たちを片っ端から救っている一方一番近い存在だったはずの稲葉が見ててわかるほど追い込まれているのに救わない(救えない)というのが痛い。 なんか心をかなりエグられた、酷い(褒め言葉 今回の藤島様はなんと稲葉と組んで最強(かつ最凶)の壁として太一に立ちはだかる。 他にも太一の家に入ってあんなことや・・・ゲフンゲフン
今回は主人公的存在の太一に焦点が当てられます。 修学旅行を前に、二年である太一達に進路問題がのしかかります。 文研部の他の二年部員は差はあるものの先を見ている中で 漠然とした進路すら思い浮かべられない太一は焦りを覚えます。 そこに今迄数々の不思議な現象をもたらし、 彼等を悩み苦しませたふうせんかずら...続きを読むが現れ告げます。 「これで最後です」と。。 今回ふうせんかずらによって仕掛けられた現象は 文研部以外の人達の願望が見えるというものでした。 此まで自分達に直接発生していた現象とは正反対の状況に 部員達は戸惑いを覚えます。その中で部の頭脳たる稲葉は 皆に現象が起こり、願望が見えたとしても何もしない事を強要します。 しかし、露骨に助けないまでも、支え、後押しして 皆が幸せになれるなら・・・そう考えた太一と唯は 密かに現象を活かし行動へと移します。 太一らの行動は敢えて動かぬ事と決めていた稲葉、青木にも知られ 思わぬ組合わせで部は二分されてしまいます。 互いに反発しながらも、太一ら行動を続けた事は次第に歪みが波及し。。。 シリーズ中最も充実した内容であるかもしれません。 兎に角考えさせられました。 未だ自分の自分たるものが掴めていない太一が 先に行く仲間に対し抱く焦燥感、劣等感と言うものが 人を助けるという行為によって存在を自らに見出そうとの思考。 それが今回の現象と不幸にも噛み合ってしまい、 行動を取れば取るほど足下が闇に呑まれていく様子は痛々しい限り。 そういう太一に晴れて恋人となり太一を信頼し 期待を掛けていた筈の稲葉ですら太一の姿が遠のいてしまう。 自己犠牲野郎と普段から呼ぶ稲葉の声が逆に太一を追い込み、 人の助けになろうと行動する太一を一層駆り立てるのですが、 逆に隣に寄り添うはずの稲葉を見なくなり、 稲葉の不安や怖れを救ってやれなくなっている矛盾が 実に心を締め付けるようでした。 現象の対象を逆転させただけでより深い心的葛藤へと持っていった 作者の構成力に感心するばかりです。 これまでも現象が起こっては乗り越えてきたパターンでした。 それに対してマンネリと決め付ける意見も見られますが、 よく読めば各巻毎に対象が異なっておりますし、 心理描写、そして人間関係の変化はきちんと移ろってきていたのは明らか。 その最後の仕掛けに此まで周りを助ける事で動いてきた太一が そうした性癖、そして実際にはまだ自己確立が 為されていなかった事が露呈させられ、 結束を崩される柱として描かれているのが非常に印象深い。 この作品に登場する少年達は抜きんでて優れたキャラはいません。 頭脳派の稲葉ですら不安を隠し、震えながらも懸命に抗っている姿が きちんと描かれています。 それぞれの個性を要所で活かしながら、絆を深め、 必死で抗い続けて成長しているのですね。 ふうせんかずらによる現象にしか目が行かないと 現象の繰り返しにしか見えなくなってしまうかもしれませんが 現象は切欠にしか過ぎず、実際には己との戦いの連続なのだと感じます。 今回の物語を読んでいて私はふと『とある魔術~』の上条当麻の事が頭に浮かびました。 一般受けの良い主人公キャラですが、私はどうも共感を覚えられずにいました。 その理由の核心が今回の話に見えたように感じます。 記憶を失うとの切欠はあったにしても、何にでも首を突っ込み、人助けをする上条ですが、 余りに他人優先させる姿が嘘くさく感じていたのです。 度を超え、己が何とか出来ると思い上がった思考と行動とは反対に 自分を余りに大事にしていない所は、今回の太一と被る部分があるのではないかと感じました。 今回の人助けに追い立てられている太一に対し、後輩の千尋が告げた言葉が私の中にも浮かんだのです。 「気持ち悪い」 今迄他人の為に自らを省みない事で仲間を支えていた太一の格好良い姿を崩し、 全てをさらけ出させようとした時、そんな格好悪い姿が私には寧ろ格好良く見えました。 独り善がりに異能を振るい周りを振り回すよりも、私は血の通った、泥臭く頑張る姿の方を好む様です。 短編集をひとつ挟み、次の長編が物語の結末となります。 本巻の最後にふうせんかずらと彼の同僚と思しき者との間に交わされた不穏な会話が 最後の嵐を予見させるだけに楽しみでなりません。だらだらと続けずきっちりと終わらせられるのは素晴らしい。
シリーズ本編第6弾!! 修学旅行を控えた太一たち2年生たちには進路調査が配られていた。部室で各々の将来を語るメンバーだったが太一だけ何も言えずに焦っていた。そんななか<ふうせんかづら>が現れ「これで最後です」と告げられ、あらたな異変が始まった。メンバー以外の高校のひとたちの願望が見えるという能力を...続きを読む与えられた5人は、この能力を生かして人々を助けようとする太一、唯と、この能力を危惧しなにもするなと主張する稲葉、青木に対立してしまう。そして修学旅行当日迎え、事件が起きる・・・。 今回は太一メインの原点回帰物語でした。作中に太一が責められているところは全部自分に言われているのかと思ってしまうくらい考えさせられる話でした。 誰かに言われて行動することってとても楽でいいですよね。でもそういう人生を生きていくと、自分が空っぽなものになってしまうんですね。 稲葉が必至に太一に訴えかけるけどその思いが届かないのところが読んでいて胸が痛くなりました。 でもでも本当に面白いです。 ほかのラノベにはないシリアス、特殊な現象とか起こるのに妙に現実味を帯びているストーリーはココロコネクトしか味わえないんじゃないかと思います!!
シリーズ本編第6弾。 「ふうせんかずら」が文研部のメンバーたちに、「これで最後です」と告げて、新たな異変が引き起こされます。それは、メンバー以外の人びとの「夢」や「願い」を知ることができる能力がそなわるというものでした。 姫子は、「ふうせんかずら」によって与えられた能力を、完全に無視するべきだと...続きを読む主張します。しかし、折から青木の父親が痴漢の冤罪を着せられるという事件が起きてしまい、太一と唯は、能力を利用して青木の父親の窮地を救うべきだと考えます。 さらに太一は、恋愛に悩む周囲の人びとの「夢」を後押しすることに手を出し、藤島麻衣子に代わる「愛の伝道師」に祭り上げられます。こうして後に引き返せなくなった太一は、修学旅行で恋人たちの思い出作りをサポートする計画に手を貸すことになり、その結果、彼自身も傷つけることになってしまいます。 そして太一は、「他人を助けたい」と考える自分を守ることに執着していたことを思い知らされ、もう一度何もないところから、自分の本当の姿を見つめようとします。そこで彼は、改めて愛する姫子と出会うことになります。 一方、「愛の伝道師」となった太一に不審を覚えていた藤島は、しだいに文研部に起こっている異変に接近していきます。そしてついに、太一と姫子の会話から、「ふうせんかずら」とそれが引き起こす異変に関する、決定的な証拠をつかむことになります。 「ふうせんかずら」によって与えられた能力に溺れるという展開は、前巻の千尋と同様のパターンですが、今回は太一の心の内部にかなり踏み込んだ描写が織り込まれており、これまで以上に重い内容に感じました。それでも説明の過剰さが目に付くことなく、ストーリーの流れの中で自然に処理できているように思います。
いつもならふうせんかずらに勝手に色々されるけど、今回は5人が力を行使する、しないでひと悶着というお話です。 今回は太一がメインのお話です。これでやっと全員がそれぞれの悩みに立ち向かうことができたと思います。 今まで太一がしてきたこと、理由、諸々をひっくるめてのお話なので、これはよくできていると思い...続きを読むます。 全員の葛藤を描き終えて、ここからラストに向けてどう転がすのか。
「人格入れ替わり」から始まった異常現象。 6回目となる今作は「夢中透視」 太一が軸になるのかな。 “ふうせんかずら”はボーナスステージと言った。 今回は物語を始めなければいいだけのことだった。 それを文研部はどうするのか、 どういう方向にいくのか。 しかし太一の夢はすごいな(笑)
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