連合赤軍「あさま山荘」事件

連合赤軍「あさま山荘」事件

590円 (税込)

2pt

動員された警察官のべ十二万人、集まった報道陣は六百人、負傷者二十七人、そして死者三人。テレビ中継の視聴率は、史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で、いったい何が起きているのか? 人質、牟田泰子さんの生存は? 警察官の発砲は許されるか? 十日間にわたって繰り広げられた、戦後警察史上最悪の事件の一部始終を、水もおにぎりも瞬く間に凍るという現場で指揮をとった著者が、メモを基に克明に再現した臨場感あふれるノンフィクション。話題の映画化の原作。

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連合赤軍「あさま山荘」事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    史上最悪の人質立て篭もり事件と言われている”あさま山荘事件”で警察側の現場指揮官だった佐々氏の回顧録。関連知識や細かいエピソードが盛りだくさん、しかも織り交ぜ方が絶妙で映画とはまた違った楽しみ方ができる。

    1
    2009年10月27日

    Posted by ブクログ

    ●久しぶりに貪るように読んだ本。
    ●あさま山荘事件は映画やドラマで観たけれど、やっぱり本が一番リアルだと思う。非常に描写が詳細で、なおかつ抜群に読み易い。
    ●突入までの経過が非常に興味深く、警察組織の難しさわ感じた。平時から非常時への切替は本当に難しい。
    ●ぶっちゃけた描写もいい。後藤田長官の人間臭

    0
    2022年02月13日

    購入済み

    当時リアルタイムで報道見てたな

    あさま山荘事件関連の書籍を何冊も読んでるけど、一番読み応えのある1冊かと。
    馴染みの佐々節も読み易かった。
    バックグラウンドがバックグラウンドだけに、関係者との細かな話をなど、
    当事者でしか知り得ない内容含め、興味深い内容だった。

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    最前線の指揮者が語っているだけあって臨場感と生々しさに溢れている。あの後藤田さん指名のプロジェクトチーム体制だったのですね。
    東大籠城よりも更に武装度合いと過激さを増した者たちを相手にした現場警察官の方に頭が下がる。安い給料で文字通り命を張っていたのだな。
    静香な人は昔から静かじゃなかったようだな。

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    美化し過ぎず、あくまでもリアリティを保ち続ける著者の語り口が素晴らしい。まるで今その場にいるかのような臨場感で、冬の寒さ、死の危機、そして喜びの瞬間をまるで我がことのように感じられる。 惜しくも殉職された2名の警官、読み終えた後に冒頭の2人の写真を見ると胸が痛い。月並みながら、こうした尊い犠牲の上に

    0
    2019年10月23日

    Posted by ブクログ

    映画を観てから本を読んだ。割合に忠実に映画化されているなと、思った。映画では出てこないけど、某「静か」な方がてできたシーンは笑った。元警察とは知らなかった。

    0
    2019年02月20日

    Posted by ブクログ

    本人が書いたのではないのだろう。文章は普通だった。
    こういう本を本人が頑張って書いてしまうと読みにくくて仕方なくなる。
    本職じゃない人が文章を書くより、インタビューして書くそっちの本職の人に任せたほうが良い。
    ゴーストライターが全て悪いというわけではないのです。
    (もしご本人が書いていたらごめんなさ

    0
    2018年12月22日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた事件に関する本をやっと読む。
    事件自体は、生後間もない頃の話なので、当然ながら記憶はないが、鉄球を使った場面はテレビで観たことがあある。

    本書は、そのあさま山荘事件で現場指揮を執った筆者によるドキュメント。
    テレビのワイドショー?などで、そのお顔は拝見したことがある。そんなにす

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    昔の日本にはわけの分からない、悪い連中がいたものだな・・・。本書は40年以上前の事件で、警察と機動隊の命がけの人質救出作戦の記録だ。当時現場で指揮を執った佐々氏の著書である。警察と県警との権力関係、組織内の上下関係、真冬の軽い沢の極限に寒い様子などが伝わってくる。
    突入の瞬間など、ハラハラしながら読

    0
    2014年11月24日

    Posted by ブクログ

    信憑性はともかく、面白い。笑ってられない内容だけどその余裕が連合赤軍に足りなかったから殺人集団になったわけで。ツッコミどころは多いけど、とにかく小説のようで面白い。

    0
    2013年08月17日

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