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ビジネスマン諸氏、たとえひとりでも部下を持つのならば本書は精神、実用の両面から特効薬となるであろう。質のたかい組織がもつ普遍の法則がここにある。政治家も官僚も経営者も、誰ひとりとして結果の責任をとらず、問題を先送りしつづけてきた姿が世紀末ニッポンのありようだ。人が組織を管理運営するということは如何なることなのか、そして部下を持つということは……。『海軍次室士官心得』『部下から見た監督者論』をもとに、危機管理問題の第一人者が語る管理職の心構えとは。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年09月24日
○人に事業を命じ、その終わりたる報告を得たる時、その労を謝する事を忘るべからず。この場合において「ありがとう、ご苦労」の一言は最も廉にして(安上がり)、有効なるものなり(海軍次室士官心得)
○指導者の勇気は、部下をして水火も辞せさらしむるものなり。自ら陣頭指揮に立ちて進は武人の本領にして、勇なき武人...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月21日
部下を持った現場担当者が読むべき本です。
7~8年前の本になるので、今の時代にはちょっと古いか?と思うとまったくそうではありません。
記述は著者の経験による具体論、かつ平易なので非常にわかりやすい。精神論的なものよりもずっと役に立つのではないかと思います。
「やってみせ、やらせてみせて褒めてやる...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
リーダー、特に現場指揮官としてのあるべき姿を具体的な事例なども混ぜて提示する。
自分で読んだことのあるアメリカ海軍士官候補生読本『リーダーシップ』からの引用も多く、今世界で当たり前な組織のあり方の源流がひとつ(多分アングロサクソン)なんだろうから当たり前だが、リーダーシップの原則では世界で共通するも...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
本書にて学んだことは非常に大きかった。しかし大事なことはその実践であると思う。「難しい決断を下す能力があるかないか、これこそ族長と部下を分けるものである」、「義務の遂行に必要な犠牲を払うのがいやなら、決してリーダをいう役割を引き受けるな」、「現場指揮官はハンズオンマネージャたれ」、「平時は紳士たれ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月07日
リーダーシップのお勉強。結局、古来から言われていることは変わらないもの。
前述したアメリカ海軍士官候補生読本『リーダーシップ』において、米海軍協会は「紳士としての海軍士官」という項で、「士官と紳士は同義語である」としたうえで、紳士の定義を次のように誌している。
「内も外も清潔な人、富める者...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
リーダーシップのお勉強。結局、古来から言われていることは変わらないもの。
前述したアメリカ海軍士官候補生読本『リーダーシップ』において、米海軍協会は「紳士としての海軍士官」という項で、「士官と紳士は同義語である」としたうえで、紳士の定義を次のように誌している。
「内も外も清潔な人、富める者...続きを読む
佐々氏の著書は、至極当たり前の事で今でも普通に通じる内容。
ただし、いろんな著書を読む限りでは、比較的内容が重複している事も多い。
令和になってからの時代に、佐々氏の様な方がいないのは非常に悔やまれるが、今後も役に立つ内容となっている。
Posted by ブクログ 2018年10月15日
著者の実体験の記載が豊富で、そのほかにも様々な実例を紹介しているのでわかりやすく、想像しやすい。
中には著者自身の能力・先天的なものよるものがちらほらあるが、多くは単純ですぐに実践できるものばかり。
・大きな声で
・「ありがとう、お疲れ様」とねぎらいの声
などはその良い例。
部下の叱り方などはそこら...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月01日
現場指揮官に求められる資質、”有事”と”平時”での振舞のモードの切り替えはどうするべきか、について警察庁元幹部である著者の経験をもとに、多くの具体例を挙げつつ解説した1冊です。
”平時”には「After you」、”有事”には「Follow me」が基本であり、普段は控えめにふるまって部下をたて、し...続きを読む
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