生きていく絵 ──アートが人を〈癒す〉とき

生きていく絵 ──アートが人を〈癒す〉とき

935円 (税込)

4pt

4.0

精神科病院・平川病院にひらかれた“造形教室”。ここでは心を病んだ人たちが、アートを通じて、自らを癒し、自らを支える活動をしている。絵を描くことで生きのび、描かれた絵に生かされている――。4人の作家の作品と人生をつぶさに見つめ、“生”のありかたを考え、“生きにくさ”の根源を照らしだす。こうした思索のなかで“癒し”の可能性をさぐる希望の書。

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生きていく絵 ──アートが人を〈癒す〉とき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    アウトサイダーアートという作品としての見方ではなく、アートセラピーという治療としての見方でもない。
    ある精神病院で長く続く「造形教室」という絵を描く活動の場所について、
    その場で生きている一人一人の話を丁寧に描いている本。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月04日

    自己表現によって生かされるような生という営みもある

    生とは、単純に生命活動を営んでいる状態ではなく、生きていたいという意思をもって自分の人生を歩んでいる状態

    自己表現は、自分がおかれた現状に満たされなかったり、あるいはくるしんでるつらい思いを抱えていたりするときの方が、そこに加わる重みや深みも増...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    (以下、読みながら綴った感想)


    2023/07/09 最初-p.20

    本木健『風呂場を確認する男』
    どうしてお風呂場を見ているのですか?
    最初、「人がいるのに見ているの?」と考えてしまって、ゾッとしました。もしかしたら、お湯が溜まっているかの確認かもしれないですよね。決めつけは良くないです。
    ...続きを読む

    0

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