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「障害」や「障害者」ってそもそも何だろう? 知っているようだけどよくわからない、素朴な疑問を根っこからやわらかく考えます。
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Posted by ブクログ
とても読みやすいけど、すごく考える本。 簡単に分かることなんてないんだと思うし無理だと思う。 考え続けることが大事。
文字ばかりの本なのに、とても読みやすい。 どう考えていけば良いのか、わからせてくれる。 はじめに。のシルエットだけで心を掴まれました。 意識を変える、考えるチャンス。
障害者福祉の歴史や課題を、教科書的にではなく、普段の生活やものごとの考え方を土台にしながら一緒に考えるというスタンスの本。 単に知識の解説だけでなく、マジョリティとマイノリティとはなにか、差別とはどういうことか、といった、「福祉」という文脈を離れても大切になる視点について、丁寧に疑問を投げかけてくれ...続きを読むる良い本だと思った。
障害者とは何か? 障害者差別とは何か? ということを考える本。こうした問いに対して、「答え」を出すのではなく、これから差別に出会った時に、一つひとつの問題を考えるための「考え方」を書こうとする筆者の立場が素敵だった。 この本では、第一部で「障害とは何か?」「障害者とは誰か?」について、法律と制度、...続きを読む理論と理屈、社会的イメージの三つの点から考える。しかし、まさに「考える」のであって、最初にも言った通り、その結果、何かしらの答えが出るわけではない。 「歩く」という例では、全く立ち上がることもできない人から、車イスから普通のイスに座るくらいなら自分で歩ける人。杖があって、人混みでなければ歩ける人。膝でにじり歩くことはできる人。そういった具体例を考える中で、「できる」と「できない」の間の、グラデーションを考える。 このように、この本の中では、「歩く」ことに障害のある人は、こういう人で、こういう支援が有効だ、とかいった話は一切ない。むしろ、そんな分かりやすい答えから遠ざかって、その境界線を考えることの大切さ伝えて、考えるためのきっかけとヒントを与えてくれる。 本の最後に述べられている「差別のない社会」を目指すのではなく、差別は起こりうるということ認めた上で、「差別に対して怒れる社会」を目指そう、というメッセージが印象的だ。 障害者や差別について語るとき、確かに、自分だけはされる側にはならないと思い込んでいることに気がつく。 自分自身が、マジョリティでありながら、マイノリティについて語るとき、差別を受けることへの恐怖心、怒り、そうした気持ちをどれだけ当事者性をもって受け止められるか。そのためには、常に障害があること、ないことの境界線の上で考え続けることが大切なのだという。 それを確かめさせられる本だった。
障害者、差別について余計にこんがらがった。 こんがらがってもっと考えなければいけなくなった。しかし、それが大事だと。 障害者や差別について他の本も読んでみようと思えた
中学生向けなのでわかりやすくてありがたい。当事者にならないと分からないことが多く身近にもいないので考えるきっかけになった。最近ダイアログインザダークに行ったので余計関心を持つトピックだった。 先入観や障害の定義について時代の流れなどの話 コテンラジオの#297障害の歴史〜声なき声に耳をすませば〜...続きを読むの回から#310各国の現状と日本の立ち位置がおすすめ。 障害や優生思想、福祉の歴史について学べる。
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