シリーズ「あいだで考える」 自分疲れ ココロとカラダのあいだ

シリーズ「あいだで考える」 自分疲れ ココロとカラダのあいだ

1,540円 (税込)

7pt

難病の実体験に基づいたユニークな文学紹介活動を展開している著者が、「自分自身でいることに疲れを感じる」「自分自身なのになぜかなじめない」といった「違和感」を出発点にして、文学や漫画、映画など多彩なジャンルの作品を取り上げながら、心と体の関係性について考察していく。読者が「私だけの心と体」への理解を深める一助となる一冊。(装画:香山哲)

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シリーズ「あいだで考える」 自分疲れ ココロとカラダのあいだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    創元社の新シリーズ「あいだで考える」の創刊ラインナップ。現代を考える問いかけとして「あいだで考える」というコンセプトはたいへん秀逸で、それに文学紹介者という自らのフィールドからきっちり応えているいい本だった。
    ただ、10代のための本が真に10代のための本になっているかは、既存の他シリーズ(よりみちパ

    0
    2023年10月14日

    Posted by ブクログ

    自身の難病経験や文学からの引用で解きほぐす身体論。自分を支えるこころとからだを様々な観点から分かりやすく語ります。頭木弘樹さんの著作は過去に読んでおりどれもおすすめですがこれもとてもよかった。巻末の作品案内だけ読んでも十分楽しめます。

    0
    2023年06月11日

    Posted by ブクログ

    自分の心と体を社会がどう評価するか、これが、自分の疲れの原因なのだろう。人の評価なんて関係ない、俺は俺と言いながら、やっぱり、気になる。
    そういう、心の考え方が現実と理想の違いが疲れさせるのだろう。

    0
    2023年04月14日

    Posted by ブクログ

    面白い。考え方が面白い。それを色んな文学などを例に理路整然と攻めてくる。心と体、白と黒どちらかではなく、間、グラデーションという捉え方。

    三島由紀夫と太宰治のくだりも面白かった。
    私はあなたの文章が嫌いですと、わざわざ太宰に言いに行き、きてくれるということは本当は好きなんですよ。と言われて激怒する

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    心と体について語るのに、色々な話が引用されていて、とても面白かったです。特に首から上と首から下が入れ替わるインドの伝記が印象に残りました。
    頭木さんは本や漫画、映画といった幅広い作品に触れていて本当にすごいなと思いました。
    あとがきに、「自分の考えを一方通行で提示するのではなく、読者にも一緒に考えて

    0
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    もっと著者の主張が強いタイプの自己啓発系の本かと思ったけど、色んな本やコンテンツを引用しながら読者の思考整理を手助けしてくれるような本だった。

    ずっと自分から逃げられないならどう付き合ってく?
    心と体の関係って?
    心と脳はどう違う?みたいな問い。
    劇的な主張やエポックメイキングな言葉が散りばめられ

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    あいだで考えるシリーズ第1弾として、これ以上ない良書。
    自分とは何か?
    心?体?
    グラデーションだ、という答えに辿り着いた時、途端に楽になった。

    0
    2023年09月16日

    Posted by ブクログ

    頭木さんの本は以前読んだことがあるので、重なっている部分もあったが、面白かった。
    いつもたくさんの本が(マンガ、映画なども)紹介されていて読みたくなるが、今回も三木成夫や繁延あづさ、大和ハジメなど、すごく読みたくなった。
    サブタイトルが「ココロとカラダのあいだ」となっていて、心と体の関係や、そのコン

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    ”自分に疲れる” 原因とは何か。
    生きづらさの原因が解れば少しでも生きやすくなるのか
    著者が様々な視点から考えたり、自身の経験談を交えて文字化している。
    解っているようでこうして文学化されることで、そうだよなと自覚出来る。
    著者の体験談の部分では、真面目に書いてあることなのだが、どうしてか
    クスリと

    0
    2024年01月08日

    Posted by ブクログ

    「食べることと出すこと」の著者が若い人向けにココロとカラダの間柄について、様々な小説を引用して書いていて、読みやすいです。

    0
    2023年12月17日

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