絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

1,222円 (税込)

6pt

前代未聞!絶望に効く読書案内!


〈目次〉
はじめに 絶望したとき、いちばん大切なこと

第一部 絶望の「時」をどう過ごすか?
第一章 なぜ絶望の本が必要なのか?
──生きることは、たえずわき道にそれていくことだから
第二章 絶望したときには、まず絶望の本がいい
──悲しいときには悲しい曲を
第三章 すぐに立ち直ろうとするのはよくない
──絶望の高原を歩く
第四章 絶望は人を孤独にする
──それを救ってくれるのは?
第五章 絶望したときに本なんか読んでいられるのか?
──極限状態での本の価値
第六章 ネガティブも必要で、それは文学の中にある
──非日常への備えとしての物語

第二部 さまざまな絶望に、それぞれの物語を!
第二部のはじめに 絶望にも種類がある
太宰治といっしょに「待つ」
──人生に何かが起きるのを待っているという絶望に
カフカといっしょに「倒れたままでいる」
──すぐには立ち上がれない「絶望の期間」に
ドストエフスキーといっしょに「地下室にこもる」
──苦悩が頭の中をぐるぐる回って、どうにもならない絶望に
金子みすずといっしょに「さびしいとき」を過ごす
──自分は悲しいのに他人は笑っている孤独な絶望に
桂米朝といっしょに「地獄」をめぐる
──自分のダメさに絶望したときに
ばしゃ馬さんとビッグマウスといっしょに「夢をあきらめる」
──夢をあきらめなければならないという絶望に
マッカラーズといっしょに「愛すれど心さびしく」
──自分の話を人に聞いてもらえない絶望に
向田邦子といっしょに「家族熱」
──家族のいる絶望、家族のいない絶望に
山田太一といっしょに「生きるかなしみ」と向き合う
──正体のわからない絶望にとらわれたときに
番外・絶望しているときに読んではいけない本

あとがき 立ち直りをどうかあせらないでください!

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絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    肝心なのは立ち直りの道を早く見つけることではありませんそこをどうかあせらないでください肝心なのは絶望の期間をいかに過ごすかということです

    0
    2019年12月12日

    Posted by ブクログ

    まさに、絶望の只中にいる私に、ソウルメイトが送ってきてくれた本。本当にありがとう。
    正直、絶望の文字に恐れおののいていて、なかなか開けなかったのだけれど、もう、ほんと、その通りです、という内容で、とてもとても、救われました。
    「とにかく、早く立ち直らなくては…」と、自分の気持ちから目を逸らすことで、

    0
    2019年07月25日

    Posted by ブクログ

    "街の本屋でこのタイトルを見て、「絶望」と「読書」が寄り添う不思議と感じ、手に取ったことを思い出す。
    人生に寄り添う読書であるならば、人生には良い時、悪い時、うれしい時、悲しい時、感謝するとき、罵倒するときなど、様々な状態があり、その状態に応じて読書というものを考えたのが、本書。しかも、絶

    0
    2018年11月24日

    Posted by ブクログ

    物語の力とは何か?私はずっとモヤモヤとしていた。物語や小説は「ただの作り話」で、そんなもの読んだからってただの嘘っぱちじゃないか、と主張されると価値がないように思える。なぜ私は物語を読むのか。読むことによって何が満たされるのか?言い表せない疑問があった。

    この本に、その疑問への一つの答えが書いてあ

    0
    2017年01月27日

    Posted by ブクログ

    私が 絶望していたときには
    残念ながら 本を一冊も読まなかったのですが
    この 絶望読書を読んでいたら
    きっと 心を慰めてくれる本を
    探したのに
    と残念に思います

    きっと 今なら
    少しは理解できるかも
    と思って
    お勧めの絶望読書を
    読んでみたいと思いました

    0
    2017年01月23日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、「物語を読む、知るとはどういうことなのか」を考えさせられた。人間は誰しも絶望を感じることがある。様々な物語を知っていれば、少しでもその絶望や不安を軽くすることができる。本文中の外国小説の紹介で知的障害のある女性の話はとても印象的だった。
    文中にたくさんの名言が散りばめられていて面白か

    0
    2022年12月21日

    Posted by ブクログ

    書籍紹介の本が好きで結構な頻度で読んでいるけど、「絶望した時に寄り添ってくれる本」というアプローチは新鮮に感じた。

    0
    2021年03月29日

    Posted by ブクログ

    これは面白い本。わたしも数年間絶望していた経験があるからよくわかる。絶望しているときは励ましではなく共感を。一緒に泣いてくれることが一番うれしい。わかる、わかる。当時、ずいぶんと本にも救いを求めた。わたしの場合は、ナチスの迫害を逃れた人の本とか、ドリアン助川さんの本とか。苦境の中で生き抜いた人のもの

    0
    2017年11月18日

    Posted by ブクログ

    著者自らの体験を交えつつ、絶望している間に読みたい本を紹介している。本だけではなく映画やドラマについても。
    タイトルで手に取ってあまり期待していなかったけれど面白かった。
    第1部、第2部、読んでは行けない本、など構成もハッキリしていて分かりやすかった。

    0
    2017年11月04日

    Posted by ブクログ

    【本書で言いたいこと】
    ★著者が13年間苦しんだ絶望体験をもとに、その絶望期間をどう過ごせばいいのか教えてくれる内容
    【本書のポイント】
    ❶立ち直りを焦らない
    →悲しい時にはとことん悲しむ
    ❷暗い道を一緒に歩いてくれる本を探そう
    →太宰治など
    ❸絶望を乗り越えるには「創造性」が必要
    →逆境を経験する

    0
    2022年10月15日

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