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10代、男子。愛おしくおバカな季節。何かというとボッキしてばかりいたあの頃の僕たちは、勘違い全開のエロ話と「同盟」「条約」「宣戦布告」という言葉が好きだった。そして何より「親友」という言葉が大好きだった。男子の、男子による、男子のための(女子も歓迎!)、きらめく7編の物語。
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Posted by ブクログ
「親友」という言葉が苦手です。親しい友だちから「私の親友」と言って紹介してもらうのはこのうえなく嬉しいことですが、私自身が誰かに友だちを紹介するときに「親友やねん」とは言えない。親友というものは、双方の気持ちがそのように一致している場合にのみ成り立つものだと思うから。だから、使っていい言葉なのかどう...続きを読むかがわかりません。なのに本作を読むと、「親友」という言葉を使いたくなります。いや、大切すぎて、ますます使えなくなるか。 「男子の、男子による、男子のための(女子も歓迎!)、きらめく7編の物語」というキャッチコピー。小学生、中学生から高校生にかけての10代男子の頭のなかにはエロしか無し。電車内で広げて読みはじめたら、後方の人の視線を気にしなければならないほど、文中に男性器や女性器を表す語のほかエロネタ連発。男子ならばみんな多少なりとも身に覚えがありそうで大ウケ間違いなしですが、女子の身としては「もうええって」と言いたくなるような記述も。しかしさすがに重松清。そんな気分にまでさせられたにもかかわらず、各章最後の一文で泣かされてしまいます。 自叙伝であるとはどこにも書かれていないけれど、おそらく著者本人の話であると思われます。読んでいるうちに自分の子ども時代にも思いを馳せ、あの頃の友だちが懐かしく、しんみりします。お見事。
中学生のころに使った下品な言葉がい〜ぱい出てきて初めは食傷気味でしたが、読み始めると時間がすっと過ぎてしまうのはさすが重松さんです。 拓郎の「青春の詩」って歌はワタシが小学生のころの友人のシンヤ君の兄ちゃんがレコードでよく聞いていた曲で、「あ〜それが青春!」というところがとても印象的でした。誰の...続きを読む何ていう歌なのかずっとわからなかったのですが、最後の作品で登場した時には「やっ!ここにおったか。」と大喜びしました。 小学生中学生のころの友達、そして、高校生大学生のころの友人同じような時を過ごしているのかと思うと、ちょっとうれ悲しい気分でした。
切なくてめっちゃ笑えてホッコリできるお話がたくさん。 女子が未知だった学生(童貞)時代を描くちょっぴりイカ臭い男子の青春ストーリーの詰め合わせ。 どの話も本当に好き。かわいいです。
同年代の自分にとって、そうそう、あったあったという言葉や遊びが沢山でてきて懐かしく読めた。笑いあり涙あり。自分の子どもの頃の思い出と重なって癒された。
この作品は中高生のやんちゃな男子の様々な生活の局面を 描いた作品が集まった短編集です。 正直女性には読みづらい本ですが、 重松清さんらしい、リアルな描写がたくさん出てきます。 具体例は書けないものばかりですが。。。 自分の中高生の学校生活でもこんな雰囲気のグループいたよな~とか、読みな...続きを読むがら中高生時代のことを思い出してました。
再読。 感想は初回とあまり変わりません。 面白い。しかし・・・。 中年男性が十分にノスタルジーに浸れるけれど、話に重さが無く、後に残る物はほとんど無い。ただ最後の一篇「春じゃったか?」の青春への決別のエンディングが、祭りの後の寂しさの様なものを感じさせるだけ。 重松作品という事で後に残る物を期待する...続きを読むのが間違いなのでしょうね。小説は読んでいる間に楽しめれば良いのでしょうから。 =================== 09-074 2009/09/25 ☆☆☆ 中年男性のためのノスタルジー物語。 性に憧れる子供〜青春時代。「ああ、そんなだったよなぁ」と懐かしむ。同じく重松さんの「かっぽん屋」に似た世界です。 流石に重松さん、悪くは無いのです。と言うか、一気読みするくらい面白い。でも、何か残らない気がします。 重松さん、官能小説に手を出したり、どこかで壁を破ろうとしていたようにも見えるのですが、戻って来ちゃったのという感じもします。これからどこに向かうのでしょうかね。
重松作品の味わいはもともと好きだが、この作品は、小学~高校時代の「性の目覚め&青春&友情&バカ男子な思い出」が短編連作形式で綴られている。帯にあった通り「これが男子だ!」という阿呆らしいエピソードに満ちており、微笑ましかった。脚色はしているだろうが、かなりの部分の骨子は実話でしょう。 一部を夫に読ん...続きを読むで聞かせたところ、場所と年代の違いはあるが、「ああ、わかる~わかるよ~」と非常に共感していので、70~80年代の「フツーの男子」だった人なら、思い出と共に楽しめる一冊だと思う。 特に岡山、広島、山口近辺に住んだことがある人なら、会話部分の方言も懐かしく思い出せるのでは。私はこの地方の「~なんよ」「~じゃろ」という語尾がとても好きなので、気持ちよく読めた。 個人的に、「モズクとヒジキ」(この仇名のつけ方も秀逸)のヒジキさんが今どうなっているのか知りたい。
男子はほんとアホでスケベだ。でも、それってすごく素直で正直ってことなのかも。とことんアホなくせにたまに一生懸命だったり優しかったり真面目にものをいったりするから、そのギャップが女子の心を掴むのか…? ミステリーが好きといったのに、有無を言わさず上司が貸してくれたミステリー要素ゼロの一冊でした。笑
「われらは男なのだ。漢なのだ。俠なのだ。タラシになるわけにはいかない。『でぃくしょなりぃ』と侮蔑されるわけにはいかないのだ、なにがあっても」 That's it! わしは思春期が遅かったもんじゃから、未だに第二次性徴期じゃ。 何となく、授業参観で性教育をやられた時の微妙な空気感を思い出...続きを読むしてしもうたわい。 下品じゃけど、心温まる至高の短編集じゃった。 「あげなブスと平気でしゃべれるタラシは男のクズじゃ」 こげんごとしとる横着やってええやんけ。 三十路過ぎ、少年なおっさんは読んでみいや。 たまにはわしもエロ本(漫画)買うてくるかのう。 おう、ほいたら、ナバオになったるけん。
田舎の中学男子の、おバカな日常の短編集。 頭の中はまだ見ぬ女の裸でいっぱいで、友達が集まればHに関する話題で持ち切りに。 でもそんなおバカな男子達でもちょっと泣ける友情や、出会い、別れのもあり、青春一歩手前のかわいい男子達の話はほほえましくて良かった。
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