一夢庵風流記

一夢庵風流記

小説・文芸
869円 (税込)

4pt

戦国末期、天下の傾奇者(かぶきもの)として知られる男がいた。派手な格好と異様な振る舞いで人を驚かすのを愉しむ男、名は前田慶次郎という。巨躯巨漢で、一度合戦になるや、朱色の長槍を振り回し、敵陣に一人斬り込んでいく剛毅ないくさ人であり、当代一流の風流人でもあった。そして何より、自由を愛するさすらい人でもあった。故あって、妻子を置き旅に出た男の奔放苛烈な生き方を描く時代長編。

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一夢庵風流記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    一気に読んでしまった

    通勤電車内で、ちまちま読もうと思ってたが、自宅に帰ってからも止まらず読みきってしまった。
    ようするに面白い
    花の慶次で充分だと思っていたが、漫画では表現しきれていない所がある事もわかった。
    補完する意味でも読むべき
    とはいえ、読み終えて感じたのは、原哲夫であればこそ、その魅力を引き出す事が出来たのだと理解した。

    1
    2020年02月06日

    Posted by ブクログ

    パチンコの花の慶次にはまり、そこから漫画にハマり、20年近くの時を経て慶次に原作があると知りました。最高でした。

    今の時代に怒られそうですが、男には一度読んで欲しい。
    豪胆であり、風流人であり、とにかく粋な漢がそこにいます。自由を愛し、己の美意識に生きる天下御免の傾奇者。
    前田慶次郎利益の生き様を是非堪能して欲しい。

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    漫画「花の慶次」の原作。

    それまでも前田慶次(作中では慶次郎)を描いた作品はあったものの、彼を有名にしたのはこの作品。そして漫画。

    もともと資料は少ないので創作の部分が多い(朝鮮渡航は完全に創作、漫画では諸事情で琉球)が、その創作部分がこの作品を素晴らしいものにし、前田慶次の魅力を作り出した。

    実際もそうだったらしいが、作中の前田慶次はさらに「傾奇者」。

    女はもちろん、男までも惚れさせる。

    「こんな男がいたら、もっと歴史に名を残すはず」と思うかもしれないが、「逆にこんな男だからこそ歴史に名を残さなかった」のかもしれない。

    個人的には「皆朱の槍」のエピソードに唸り、ラストで直江兼続が雨の中慶次をそっと訪ねるくだりに涙した。

    とにかく、読めばわかる。

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    存在が謎ながら人気が高い前田慶次の生涯を端的な文章で描く歴史小説。というかこの小説が後々の前田慶次像となっている。風流人でありながら教養もありいくさもめっぽう強い。「傾奇者」という言葉が示すように生きたいように生きる姿は現代に生きる人たちに活力を与えてくれると思う。名シーン、名言のオンパレードで心がグッと熱くなる場面が飛び出してくる。周りを固める武将の造形もよく出来ている。生涯の友となる直江兼続や確執のあった前田家の造形は素晴らしく、利家との別れのシーンは絶品で兄弟とはかくあるものだなぁと思わせてくれる。

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の傾奇者としての人生は
    読んでいて退屈が無く、最後まで読み続けられました。
    一言でカッコイイと思える生き様は
    読んでいてとてもその人物に惹かれるものでした。

    0
    2024年11月24日

    Posted by ブクログ

    とにかく すかっと させてもらえるのです。
    なんとなく 気分がすぐれないなぁ
    なんとなく やる気がでないなぁ
    なんとなく やりきれないなぁ

    隆慶一郎さんの「時代小説」は
    まさにそんなときの 一服の清涼剤です

    かなりお歳になってから執筆活動をされたので
    遺された作品たちを繰り返し読んでは
    ーやっぱり いいねぇ
    と 思ってしまう素敵な作家さんです

    0
    2024年07月29日

    Posted by ブクログ

    隆慶一郎の代表作。前田慶次を発見し、読者に提供した功績はおおきい。かぶき者の慶次とまつの交わりが好きだ。

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    ずっと積読してた。パチンコとかアニメで活躍してるらしい。何となく読み始めた。ら、止まらない止まらない。

    前田慶次郎、前田利家の義理の甥。色々あって、日本史至上最高のかぶき者。信長、秀吉、家康の時代に、やりたい放題。

    優秀な馬と家来を引き連れ、自由に生きる、男の中の男。という感じ。

    めちゃくちゃ面白かった。歴史に残らない人物を蘇らせる隆慶一郎の手腕に脱帽。

    そして、手前の話で恐縮だが、自分は石田三成のような奴だと思った。

    「石田三成は慶次郎とは正反対の男だ。あらゆる起り得る事態に智恵をふりしぼって対策を立てる。そのくせ事は必ずしも対策通りには起らない。そのなるとこの男は神を呪い、人を罵り、結局は自分を責める。よろず事に向う姿勢が派手派手しく、終った後も知る限りの人人に吹聴してやむことがない」

    0
    2021年10月25日

    Posted by ブクログ

    ご存知あの『花の慶次』原作。戦国時代末期、いくさ人、傾奇者として名を上げた前田慶次郎の痛快な生涯。

    読んで本当にスッキリする作品。前田慶次郎の爽快な生涯。マンガの原作になるだけの「いくさ人」のなんともカッコイイ生き様が堪能できる。

    隆慶一郎は結構固い書体なのだが、それを超えた慶次郎の魅力、テンポよく楽しめる。

    これぞ名作。

    0
    2020年04月07日

    Posted by ブクログ

    漫画「花の慶次」の原作となった作品。デビュー作に並ぶ大傑作。主人公の魅力が何よりも素晴らしい。一種のスーパーマンだが望んで求めることのできぬヒーロー像がここにある。

    0
    2017年10月17日

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