鶏肋集/半生記

鶏肋集/半生記

1,210円 (税込)

6pt

4.0

子守り男に背負われて見た、花の下での葬式の光景。保養先の鞆ノ津で、初めて海を見た瞬間の驚きと感動。福山中学卒業と、京都の画家橋本関雪への入門志願。早稲田大学中退前後の、文学修業と恋の懊悩。陸軍徴用の地マレー半島で知った苛酷な戦争の実態。明治31年福山に生れ、円熟の作家が心込めて綴った若き日々・故郷肉親への回想の記。

...続きを読む

鶏肋集/半生記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年12月03日

    鶏肋って言葉を知らなかった。鳥の肋骨で、食べるところは少ないけれど味わい深い。いつまでも持ってるのは気恥ずかしいが、捨てるに惜しい。
    生きていると記憶にこびりついているのは、そんなものばかりなような気もする。おそらく誰に話すこともないけれど、ずっと忘れられずに自分の中にだけそっとある。

    0

鶏肋集/半生記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

鶏肋集/半生記 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文芸文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

井伏鱒二 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す