波の塔(下)
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波の塔(下)

590円 (税込)

2pt

3.5

青年検事・小野木喬夫は、ふとしたことで、愛する謎の女性の素性を知った。結城頼子は夫のある身だった。微かに予感はしていたものの、運命ははるかに残酷だった。禁断の恋人たちと、二人を見つめる溌剌とした娘たちとの、複雑にからみあった人間模様。頼子の夫と小野木検事が向かい合う、恐るべき運命の皮肉。ためらいながら惹かれていく恋人たちを容赦なく打ち砕くさだめを、現代社会の悪の構造の中にくっきり描いた、巨匠・松本清張のみずみずしい恋愛小説。

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波の塔 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 波の塔(上)
    590円 (税込)
    男は駈け出しの若い検事・小野木喬夫。女は……はっとするほど美しい、謎のひと。おたがいの身の上も知らず、偶然に出会った二人は、会うたびに惹かれあっていくが、女は決して自分のことを語らない。悲しい予感がつきまとう恋がひそかに深まっていくのを、ひたと見つめる若い娘たちの瞳があることを、二人は知らない。ついに決心して旅に出た恋人たちを運命は翻弄する。たびたび映画・テレビドラマ化されたこの作品は、香り高い恋愛にサスペンスが加わった、異色の恋愛小説です。
  • 波の塔(下)
    590円 (税込)
    青年検事・小野木喬夫は、ふとしたことで、愛する謎の女性の素性を知った。結城頼子は夫のある身だった。微かに予感はしていたものの、運命ははるかに残酷だった。禁断の恋人たちと、二人を見つめる溌剌とした娘たちとの、複雑にからみあった人間模様。頼子の夫と小野木検事が向かい合う、恐るべき運命の皮肉。ためらいながら惹かれていく恋人たちを容赦なく打ち砕くさだめを、現代社会の悪の構造の中にくっきり描いた、巨匠・松本清張のみずみずしい恋愛小説。

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波の塔(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昭和時代の女性のうちに秘めた激しい恋心がよくわかる。切ない思いと 最後は死を選択するあたりは時代の女性の観念を如実に描写している

    0
    2012年11月03日

    Posted by ブクログ

    偶然が重なりあった不幸。
    その偶然が丁寧に描かれているがちょっと長いかなと感じる。

    文春文庫の解説が目からウロコだった。
    こっちの解釈のほうが、純粋に解釈するより面白い。

    0
    2010年06月25日

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