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Posted by ブクログ 2015年01月30日
[忠の一字あるのみ]創設間もない軍隊の内部統制に周到なまでの気を配り、自由民権運動に対して極度の警戒を解かなかった山県有朋。彼の携わった『軍人勅諭』などをつぶさに眺めながら、秩序を重んじた山県の後年の歩みを追った作品です。著者は、ミステリーの印象が強いように思われますが、日本史に関する作品も多く手が...続きを読む
どこかの大学教授が書くよりも歴史の奥行きが学べる。権謀術数を駆使して権力の掌握を得ていった明治政府の主人公たちの裏事情もよくわかったようだった。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
山縣有朋好きの必需品です!!
内容は、ハッキリ言って私の少ない脳みそでは深く理解できませんでした(呆)が、明治国家の設計を、神経質なまでに真面目に取り組んでいるガタの姿には「頑張れッ!!」と応援したくなりましたよ。
毎朝の日課の槍だとか、着物のこだわりや、庭や歌の趣味特技などガタを知る上では外せない...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月04日
西南戦争が終わり未だ世の中が治まったとは言えない状況の中、維新の元勲の1人である山県有朋が苦心しながら、軍隊や国家に秩序の礎となる“象徴”を築いていこうとする様子を描いた歴史小説。
軍政に内政に愚直に励む姿、また椿山荘など庭園造りの意外な才能、伊藤博文へのコンプレックスなど、剛直にして神経質な“一介...続きを読む
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