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Posted by ブクログ 2020年06月01日
初、平野作品。長編の上下巻で圧倒的な読み応え。
ストーリー展開よりも人間の思想、行動に重点が置かれ、純文学的な描写が難しいが今まで読んだことのないようなもので新鮮だった。夢に出てくるだろうな…と思ったら本当にでてきて恐ろしかった。
登場人物が次々と壊れていく。
読んでよかったけど、読まなければ良か...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月28日
再読。
私が平野啓一郎先生の本に嵌る切っ掛けとなった本。
2011年12月、これまで痛快娯楽小説しか読んでこなかった私が、単なる推理小説だと思い購入。
読み終わると共に放心状態に陥った。
感想は特に記録していなかったのだが、今でも覚えているのが、「この作者、天才!?」ということだけ。
それか...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月22日
『だから、こんな世の中イヤだと思ったらさ、やっぱり、とうてい社会が受け止めきれないような過剰な方法を選ばないと。そうなると、もう無差別殺人しかないわけ。別に大袈裟なことやる必要はないんですよ。でっかい建物壊すとかさ、大義名分を掲げてエライ人暗殺するとか、そんなの要らないって。フツーの人が、意味なく隣...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月30日
言葉を重ねると悪魔はどんどん人間臭くなっていったなという印象。結局、最後までどのキャラクターも好きにはなれなかったし、物語の終わり方もモヤッとするものだった。それでも、「あー、こういう正義を振りかざす奴いるよな」とか「こういう境遇なら、こうなっちゃうかもな」とか、感じることは多かった。特に、「なぜ人...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月27日
面白くて…というわけではなく、先を読まざるを得ない様な感じで、結局一気読み(^◇^;)
難しいし、よくわからなくて読み飛ばした部分もあるんだけど、妙に共感しちゃう部分もあったり。
あー、芥川賞作家らしいわー、文学だわー、ところでいつ殺されるん?と思いながら読んでたんだけど、いやー、重くて、重くて...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月20日
決壊。
社会全体のことなのか、沢野家のことなのか、崇なことなのか、、、全て含むのか。
すごく考えることと、感じることを絶え間なくさせられる本で、そして終わりも、途中から予想はつくものの救いがなく、一言「疲れた」。
私は、どうも哲学的なことを、論理的に(?)的確に(?)言語化することが苦手なので、読後...続きを読む
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