ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
日本人の数学アレルギーはきわめて深刻である。本書は博覧強記で知られる筆者が、古今東西の逸話を交えつつ、数式を使わずに面白く数学の本質を解説する。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
これに線ひっぱって読むまで、 必要条件と十分条件の違いがわかっていませんでした。 今でもよく忘れます。
ボクが初めて読んだ小室さんの本。依頼、小室ファン。 タイトルに"数学"をうたっていながら、読後に得たのは新しい社会的見地。世界の見え方が本当に変わった。
数学とは神の論理なり 数学と近代経済の関係をものすごく簡単に書いてあります。 ものすごく難しい事をものすごくわかったような気分にさせてくれます。
元々私も「数学嫌い」の一人である。本書は数学に興味を持つきっかけの一冊である。数理論理学すなわち形式論理学の分野を扱っているため数式もほぼ登場しない。数学知識は不要だが、史学や哲学といった文系的素養は要求される。背理法や対偶が原論の範疇かという気がしないでもないが内容は面白い。 小室氏は数多くの「...続きを読む原論シリーズ(?)」を出版しているが、本書も思想としては左寄りでやや過激、些か偏ってる感は否めない。それゆえ読んでいて極端で面白いともいえる。本書で述べられる「絶対的唯一神との対話」という概念理解が出来るかが論理学のポイントだろう。神視点からの演繹的証明と、聖書視点での帰納的証明の不完全性の指摘などはなかなか興味深い。 中等・高等での数学教育は、具体性ある算数教育から急に、抽象的な数式や公式へ移行するため興味を失いやすい。私がそうであった。本書のような尖った人間臭さがわかったほうが、多少回り道になったとしても数学に興味を持てると思うが、どうだろう。
数学嫌いな自分ではあるが、その原因は数学に対する根本的な理解がかけていたからだと思う。個人的な経験談ではあるが、大学に入るまで数学の重要性や意義を誰も教えてくれることがなかった。特に高校数学においては基本的な公式、定理をとりあえず覚えてから論理展開を行うというのが一般的なやり方であるが、そもそもなぜ...続きを読むいきなり前置きもなしに公式を覚えさせられるのかという疑問が常にあった。もちろん数学に限らず、基本的事項はとりあえず覚えるということはいずれにせよ必要ではあるものの、それらがなぜ重要でどのような意義があるのかという理由はもっと厳密に私達の思考と連関があるように思われる。本書は数学を一神教、論理学、歴史という例を持ちながら数学的概念の日常例、思考の規則、そして数学の普遍性といった出来事を面白く解説している。 「ゆとり教育」の弊害として再び教科書のページが再び増量されている。このこと自体に問題はないのだけれども、単純にやることを増やすだけでは余計に学問離れが促進するだけであるように思われる。そもそも、学問の面白さを伝達する知的好奇心の育成こそが学業におけるもっとも重要なテーマであり、それを養うことによって主体的な探究的な勉強を独創的な見地から行うことができるのである。教科書の付録にでも本書の内容のような本質的な事柄が書かれていれば、学問をする意義というものが早いうちからわかってもらえるのではないだろうか。
本書のタイトルに「数学」とあるが、いわゆる数学の専門書ではない。数学の基盤となっている思考方法が社会とどのように関わっているかを説いている。著者は社会科学系学者の小室直樹氏。哲学、宗教、法律、経済と幅広い領域にわたって数学との関わりを解説している。数式はほとんど出てこないし、数式を解説することが本...続きを読む書の主眼ではないのでタイトルにあるように数学が嫌いな人にとっても読みやすいだろう。一方で、いわゆる理系の人にとっては本書で述べられている数学的素養は当たり前のことのように感じるかもしれない。しかし、数学的思考と社会との関わりという視点は新鮮に映るだろう。その意味で本書は数学嫌いな人よりも学校教育で数学が得意だった人こそ読者にふさわしいだろう。
うーん、私も数学は大っ嫌いだし興味もないのですが、小室直樹氏の著作なので、つい魔が差して買ってしまいました(苦笑)。 ただ、数式などはほとんど出てこないので、なんとか読めるかもしれません(自爆)。 評価は小室氏の本というだけで最低でも4はつけちゃいます(笑)。 目次 1 数学の論理の源泉―古代宗教...続きを読むから生まれた数学の論理 2 数学は何のために学ぶのか―論理とは神への論争の技術なり 3 数学と近代資本主義―数学の論理から資本主義は育った 4 証明の技術―背理法・帰納法・必要十分条件・対偶の徹底解明 5 数学と経済学―経済理論を貫く数学の論理
「数学」がタイトルにつくが数学的な内容はほとんど出てこない。数学と論理学、宗教学、経済学などとの関係や矛盾、必要条件、十分条件、証明などの話が例えや歴史的な経緯を踏まえて解説してある。著者特有の表現もあるため、そこは好き嫌いが分かれるかもしれない。
1、数学の論理の源泉 2、数学は何の為に学ぶのか 3、数学と近代資本主義 4、数学の論理の使い方ー証明の技術 5、数学と経済学
必要条件、十分条件を理解している人間は意外と少ない。これがわかるだけでも本書には価値があるといえるだろう。 猫は哺乳類である。というとき哺乳類であることは猫であることの必要条件であり、猫であるとこは哺乳類であることの十分条件である。わかってしまえば簡単でこれだけのことであるが、わかってない人間にはわ...続きを読むからないのである。 また矛盾律、同一律、排中律についても解説。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
数学嫌いな人のための数学―数学原論
新刊情報をお知らせします。
小室直樹
フォロー機能について
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
戦争と国際法を知らない日本人へ
憲法とは国家権力への国民からの命令である
小室直樹 日本人のための経済原論
【新装版】危機の構造―――日本社会崩壊のモデル
【新装版】小室直樹の中国原論
【新装版】日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか
数学嫌いな人のための数学(新装版)
政治無知が日本を滅ぼす
「小室直樹」のこれもおすすめ一覧へ
▲数学嫌いな人のための数学―数学原論 ページトップヘ