帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて

帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて

660円 (税込)

3pt

4.0

すべては勘違いからはじまった――。ときは大正。女たちがひしめき合う吉原遊廓で生まれ育った横山春洋は、帝都の一高をやめ、いまは京都で絵画を学ぶ身。久しぶりの実家で座敷にあがった春洋は、馴染み客の息子・岡野紘彦と出逢う。紘彦からのまっすぐで無垢な求愛に、心惑わされる春洋。惹かれ合うもすれ違うふたりは――。濃艶な文体で綴られる、切ない恋物語。待望のシリーズ第2弾!

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帝都万華鏡 のシリーズ作品

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  • 帝都万華鏡 桜の頃を過ぎても
    660円 (税込)
    舞台は大正に元号が変わった頃の帝都。給費生として一高に入学した石木琢馬は、桜の下で出逢った美しい青年――高市京介に、かつてない感情を抱いていた。放課後、自作の詩をしたためた雑記帳を忘れてきた琢馬は、あわてて教室に駆け戻る。そこで雑記帳を読んでいたのは、あの京介だった――。やがて詩人と編集者となる二人の関係を、濃艶かつエロティックな文体で描いた異色のデビュー作。栗本薫氏、大絶賛!
  • 帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて
    660円 (税込)
    すべては勘違いからはじまった――。ときは大正。女たちがひしめき合う吉原遊廓で生まれ育った横山春洋は、帝都の一高をやめ、いまは京都で絵画を学ぶ身。久しぶりの実家で座敷にあがった春洋は、馴染み客の息子・岡野紘彦と出逢う。紘彦からのまっすぐで無垢な求愛に、心惑わされる春洋。惹かれ合うもすれ違うふたりは――。濃艶な文体で綴られる、切ない恋物語。待望のシリーズ第2弾!
  • 帝都万華鏡 巡りくる夏の汀に
    660円 (税込)
    こんな人には、二度と出会えない――。横山春洋は日本画の画匠に、岡野紘彦は帝大生として家業を手伝う身となっていた。離れていた時間を惜しむように春洋に溺れる紘彦。帝都での二人の蜜月は、永遠に続くかのように思われた。しかし、紘彦の兄の死をさかいに、ふたたび引き裂かれることに――。デビューから半年、妖艶な世界はさらなる深みを増し、読む者の心をとらえて放さない。注目の一冊! シリーズ第3弾!
  • 帝都万華鏡 たゆたう光の涯に
    638円 (税込)
    三十路に入り、編集者として多忙な日々を送る高市京介と、詩人としての地位を得つつある石木琢馬。しかし琢馬は、まだ誰にも告げられぬ事実を胸に秘めていた。変わらないはずの世界が、すこしずつ歪んでいく――不安を抱える琢馬の前に突然現れた京介の後輩、美作重三郎。美作の挑むような視線に琢馬は心惑わされる。そして、予想だにしない事件が彼らを襲う。濃艶なる大正浪漫シリーズ、いよいよ最終章!
  • よしはら心中 帝都万華鏡 秘話
    660円 (税込)
    大正時代の帝都。女たちがひしめき合う吉原遊廓で生まれ育った東雲楼の長男・横山夏洋は、一高へ進学するか家業を継ぐかで迷っていた。そんなとき、幼い頃から世話係としてそばにいた久助の恋の噂を耳にし、動揺している自分に気づいて、嫉妬心に苦しむことに……。濃艶な文体でつづられる大人の恋物語。人気シリーズ待望の最新刊!

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帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この人は叙情的表現も叙事的表現もとっても美しくて
    文字の一つ一つが白露の如くです
    深緑の牡丹の葉に朝靄と共にうっすらかかる白露見たいな小説ですよ((どんな小説だ

    私は1巻の琢馬と京介のペアが好きだけど
    完成された艶のある春洋とまだ幼さの残る紘彦の凸凹感がいいです
    作者の語彙力にも感服しますが、今市

    0
    2010年03月23日

    Posted by ブクログ

    まるで梔子の香りが漂ってくるような艶やかな文体、ぎゅっと胸がつまるような設定、今市子先生の挿絵の美しさ、だいすきです。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    08/7/24
    馴染客の息子×遊郭で育った画家。
    前作もそうでしたが、長い年月ずっと想いつづけているというのはなかなか健気でよかったです。
    即物的な現代では表現しきれないいぢらしい感じうまく書かれていたような気がします。
    ただあの思い違いはすぐに気付くだろう?というツッコミを入れずにはいられなかった

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    最後の最後までどうなることかと…。ハッピーエンドでよかった。やっぱり春洋、いいね。年下攻ってなんか納得。

    0
    2009年10月04日

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