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坪田譲治文学賞受賞作家による、最新幼年童話。 もと高校の先生で、家中にはりがみがしてあるような厳しいすみおばあちゃんの家へ遊びに行って緊張気味のゆいちゃんは、七段飾りのおひな様飾りの重箱の中身が気になっていました。おばあちゃんの猫のシューが眠っているのを確認したゆいちゃんは……。 すべての場面に朝比奈かおる氏の美しい挿絵入り。
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Posted by ブクログ
小学低学年だろうか、表紙の女の子が七段飾りの前に座っている様子が気になり手にしたひなまつり絵本。 ゆいちゃんとおばあちゃんの手紙の感じで、おばあちゃんが元高校の校長先生をしていたせいか、少し厳しい感じが伝わってくる。 字のまちがいだけでなく、きちんとあいさつしなかったり、食べ物の好き嫌いをすると...続きを読むあとからハガキがきて叱られるのだ。 今回は、おばあちゃんのお家でひなまつりの人形を飾るお手伝いをしてほしいと言われて行く。 おひなさまを出して飾っていき、全て飾り終えたあと気になったのは重箱の中。 おばあちゃんのいない隙に開けてみると手紙が… ちょっと昭和を感じる設定かなと思った。 厳しいおばあちゃんとの関係も気になるが、おばあちゃんだって昔は小さな子供だったし、叱られてもいたはず… 変わらないのはひな人形だろうか。 私の子どもの頃は、ひな人形が無くてガラスケースに入った人形だけだった。 近所の幼馴染の家では七段飾りの立派なひな人形があり、羨ましかったことを思い出す。 自分が母親になり、娘が生まれて念願の七段飾りを両親からのお祝い金で購入した。 幼稚園までは、飾っても1週間くらいで片付けていた。とても大きくて場所を取り、片付けても押し入れの下半分のスペースを占領していた。 娘が中学になってからは、仕事の忙しさと誰も飾り付けを手伝うことなく、押し入れの中で閉まったままだった。 丁寧に人形の顔を和紙で包んで入れていたが、着物も色褪せてきて… 娘が嫁いでしばらくして、人形供養してもらった。 今になって、懐かしくなり孫に見せてやりたかったなと思う。 あとのまつりだ。
ひな祭りのお話で、低学年から読めて、ネコも出てきたりして女の子が好きそうな感じ。 まはら三桃さんは、ヤングアダルトのイメージでしたが、童話も書かれるのですね。 行事や季節をテーマに毎月違う作家が書いているおはなし12か月の1冊。 他の月のもおもしろそうなので読んでみたいなと思った。
2.3年。元小学校教師のおばあちゃんと孫のお話。 おばあちゃんちゃんの口煩いところと、子どもの我慢が最初から最後まであるので読んでて苦しくなるかなと感じる。この年代の子には読み進められる明るさが欲しい。
展示「手紙っていいな」 しつけに厳しくて口うるさい父方のおばあちゃんからひな人形を飾るのを手伝ってほしいとお手紙が。 飾っているとき重箱の中が気になってこっそりあけたゆいが見つけたものは。 読みやすいけどちょっと物足りない気がしてしまいました。
いつもこわいおばあちゃんの知らなかった一面をお雛様を一緒に飾ることで知ります。 桃の節句はやっぱり女の子にとって特別だなってしみじみ思いました。
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