夢Q夢魔物語

夢Q夢魔物語

1,320円 (税込)

6pt

3.8

『ドグラ・マグラ』の作家の作品を【魔】【魅】【夢】【冥】【妄】の章立てで、誰も知らない夢Qワールドへ!文豪怪異小品集第6弾。

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夢Q夢魔物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怪異小品集。狂気に満ちていて、だけどどこかしらユーモラスで、そして美しく思える作品ばかりです。
    「猟奇歌」いいなあ。短いのだけれど、短いがゆえに想像の余地が多くって、いろんなことを夢想(妄想?)させられてしまうのがとても素敵です。
    お気に入りは「瓶詰地獄」。タイトルは有名で知っていたのだけれど、読む

    0
    2018年07月09日

    Posted by ブクログ

    ムマモノガタリヘ、マ・ミ・ム・メ・モウ!

    <収録作品>
    【魔】の章
    血潮したたる(猟奇歌1)/月蝕/髪切虫/黒い頭/鼻の審判/権威と使命/スフィンクス/呪われた鼻/鉱物式や植物、動物式の性格/無限大の呪い/茶番神楽/定型の根本義/顔

    【魅】の章
    うごく窓(猟奇歌2)/微笑/青ネクタイ/光明か暗黒

    0
    2018年05月16日

    Posted by ブクログ

    小品集ということでどの話も短くてサッと読める。
    以前読んだ話もいくつか入ってたけど、あまり有名ドコロではないのを攻めて選んだということで読んだことのない話がたくさん読めてよかった。

    最初の【魔】の章が一番よみづらい話が多かったかな。というか鼻についての話が大半だったような…。

    章ごとに、少女をめ

    0
    2018年03月07日

    Posted by ブクログ

     執筆年1917(大正6)年から1936(昭和11)年ころのアンソロジー。
     ほんの2,3ページ程度の掌編小説や連作短歌(!)がたくさん収められている。私は主に角川文庫で夢野久作をいくらか読んできたが、本書で重複しているのは「瓶詰地獄」くらいであり、相当めずらしい作品が集まっている。
     やはり夢野久

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夢野久作(1889-1936)の小品集。猟奇歌(抄録)、掌編、童話、エッセイ、ルポルタージュなど、他の作品集で選ばれることの稀なものが多い。

    記者として勤めていたことのある『九州日報』に連載されたルポルタージュ「東京人の堕落時代」「街頭から見た新東京の裏面」が貴重でありかつ興味深い。記者杉山萌圓の

    0
    2020年01月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夢野久作らしくも読み易い小品集。
    「瓶詰地獄」以外は初めて読んだのですが、不気味で不可思議な輪廻転生を綴った「魔の章」から始まり怪奇あり幻想ありでバラエティに富んだ作品集でした。
    「空中」は恐らくバミューダトライアングルを題材としており、これが現実に起きている怪事件と思うと夢野久作の描く不思議な物語

    0
    2018年10月16日

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