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Posted by ブクログ
高田崇史さんを初めて読みましたが、QEDー証明終わりーシリーズは、歴史の中でも、文化的な方面の謎を追っているようです。
百人一首コレクターの実業家が自宅豪邸で殺される。手には、百人一首の一枚の札があった。その後、犯人かと思われていた娘が殺される。
というところが事件。
百人一首の札が持つ意味から、百人一首そのものの秘密の解明に重点が置かれていきます。
ここに興味が持てないと、ミステリとはいえ忍耐が必要になるかもしれません。
百人一首には、暗号が隠されている。というような魅力的な話は、他の作家さんからも何冊か出版もされています。参考文献にも記載がありました。私は、都市伝説的に噂程度に知っているだけでしたので、小説の中の選歌の解説は面白く読みました。
歌の配列から、曼荼羅となり、結界となるところまで持っていき、QEDとは、なかなかでした。
確かに、歌を暗記しなさいねと言われていた頃から、あまりに似ていて覚えにくいなあとか、あまりに語呂が悪くてすぐ忘れるなあとか、感じる歌があったわ。選歌の根本が違ったんだろうね。
歌は、多少覚えていたけど、作者と結びつけて覚えていた事がないので、証明を全て理解できた訳ではありませんが、シリーズの他作品も読もうかなと思います。
殺人事件は、必要だったのかどうか、というところですが、話のきっかけですから。
Posted by ブクログ
奇しくも百人一首にまつわるミステリがふたつ同時期に出版されたことになるのだろう。『百枚の定家』は正統派の歴史ミステリだったが、これは百人一首をモチーフにしたパズルのような物語である。なるほど、百人一首をこのように読むこともできるのかと感心する一方、ここまでやっておいて殺人事件など起こすことはないのにとも思った。木に竹を継いだような感じがするので、そこのみ不満。ただし、作中で語られる百人一首の読み方なるものには感心してしまいました。歴史ミステリの醍醐味のひとつに教科書的ではない生々しさというのがあると思うのですが、その点では充分に満足できる作品だと思いました。
Posted by ブクログ
百人一首の札がダイイングメッセージという、なんとも興味惹かれる事件。事件発生まではめちゃめちゃワクワクしながら読んだ。
しかし途中から百人一首の時代背景や編纂の謎についてがほとんどになる。
これがどう事件の解決につながるのか期待していたが、解決編含めちょっと自分には合わなかった。
歴史は比較的好きな方だと思っていたが、百人一首に関する説明や考察が長すぎて、ちはやふるを読んだ程度の知識ではまったくついていけなかった。
いやミステリーとして読んでたからバランスがね。
探偵役の百人一首に関する知識や解説を延々と聞かされてる気持ちになる。
それはそれで面白いんだけどね。
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小説・文芸
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