クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ

784円 (税込)

3pt

1985年、御巣鷹山で日航機が墜落。その日、北関東新聞の古参記者・悠木は同僚の元クライマー・安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑むはずだった。未曾有の事故。全権デスクを命じられ、約束を違えた悠木だが、ひとり出発したはずの安西はなぜか山と無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残して――。若き日、新聞記者として現場を取材した著者みずからの実体験を昇華しきった、感動あふれる壮大な長編小説。

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クライマーズ・ハイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文庫の表紙に(絶対的第1位)の文字を見て、まさにこれ!と思う。私の中では、この小説以上には出会っていない。私の拙い文章力では表せないが、本当に大好きな小説。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    先に映画を観ました。
    主役の堤真一、記者役の堺雅人や滝藤賢一、遠藤憲一の演技がスゴく、新聞記者の葛藤など知らなかった部分が随所にあり非常に楽しめました。
    映画鑑賞後、原作が気になってましたが今回、
    積読山の中から引っ張り出して読んでみました。
    結論から言うと小説の方が何倍も良かったです。
    特に最後の

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    2006年(発出2003年) 471ページ

     1985年8月。日航ジャンボ機墜落事故発生。この未曾有の航空機事故の全権デスクに任命された北関東新聞の遊軍記者、悠木和雅。事故前夜、悠木は同僚と衝立岩に登るために谷川岳に向かう予定だった。一方、一緒に登る予定だった安西が、その夜、病院に搬送されたという

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    昭和60年8月12日。小学校生活最後の夏休みに起きた日航機墜落のニュースに衝撃を受けたことを今でもよく覚えています。

    長いこと本棚に積んでいたままだったこの本を手に取ったのは、8月の暑い夏に日航機墜落をテーマにした本を読みたくなったことと、直前に、平出和也さんのK2で滑落事故のニュースが入ってきた

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    再読でした。ちょっと自分語り。

    私が以前働いていた某国の協会で事務をしていた頃、協会の会員の方がお亡くなりになり、本を寄付してくださるとのことで選別と引き取りにと上司に同行した際。某国関連以外は廃棄するから、欲しい本があれば持っていって構わないと伺い、いくつかある日本の小説を頂戴した中の1冊。

    0
    2024年07月04日

    Posted by ブクログ

    社会を作り維持するためには仕事と家庭、両方の営みを回し続けていかなくてはならない。しかし、その道が平坦であることはない。上りと下りを繰り返し、時には曲がりくねり、時には落とし穴がある。自分という車が故障しない限り進み続ける。そうすることによって社会の歯車が回り、機能していく。主人公の悠木もそんな歯車

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    実際記者だった作者のリアルな視点の面白さ。
    販売、広告、印刷、カメラ、記者、編集、部長、現場、社長、専務、読者、同期、事故。
    事故の悲惨や詳報をまさに新聞を通して読んでいるようだった。
    こんなに社内の調整が多すぎる新聞は大変だなぁと。ふとした瞬間に大事なことに気付かされて、純粋な新聞を作りたいと原点

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    力強いプロローグから鷲掴み! 人生、仕事における選択で正しい道を選べるか? 自分にとっての正しい道の基準とは? 道を進む中で恐怖を忘れ、変な方向に突き進んでいないか? 問いを突きつけられる名作!

    0
    2024年03月01日

    匿名

    購入済み

    ラスト

    最後の最後に感動と喜びが待っています。

    #感動する

    0
    2023年11月21日

    購入済み

    御巣鷹山で起きた日本航空123便墜落事故を巡る地方新聞記者の奮闘を描いた小説。まさに「奮闘」の中をひたすら突き進まされる感覚でした。

    0
    2020年09月25日

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