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交通ストと床屋と教訓的な話とハワイで食べる冷麦が好き。高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。時には「セーラー服を着た鉛筆」について考察するかと思うと、小津安二郎の映画の細部(ディテイル)にこだわったりもする。「自由業の問題点について」に始まって、「長距離ランナーの麦酒」に終わる、御存じ、文・村上春樹とイラスト・安西水丸のコンビが読者に贈る素敵なワンダーランド。
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Posted by ブクログ
1985年から1986年のエッセイ。 随分前のことが書かれていますが、今読んでもとても面白い。 そして気になることは調べながら読むといういつもながらの読書になります。 ほんと面白かった。水丸さんのさし絵もほんと良かったです。
村上春樹さんと安西水丸さんのコンビは理屈抜きにいい。入院中に病室で読むために用意したのですが、ピッタリでした。あと、難しい本に挑戦している合間の息抜きにも。
書かれた時代が昭和の最後の方なのかな?? 内容がたまに古いけれども、それでもやっぱり面白い。 ゴロゴロのんびりしながら読むには本当に春樹の小説以上に最適な本はない!と、個人的には思っている。
エッセイでこんなに笑ったのは初めてかも。 言葉の言い回しのリズムとテンポの良さで、 サクサク読めてしまう。 想像力が豊かなんだなぁ、と感心します。 さすが作家ですね。
年またぎの一冊ということで、確実におめでたく幸せな一冊にしようということで、この本を再読しました。 もう、何回読んだかわかりません。文庫本もボロボロで、新潮文庫の象徴である紐のしおりも切れて短くなってしまってます。第九刷の文庫本でなんということはないのですが、僕にとっては宝物です。 この本は「週刊...続きを読む朝日」1985年4月5日号~1986年4月4日号に掲載されたエッセイで、なんと約28年前、僕なんか14歳の中学生だったわけです。それでいて、41のオッサンになって読んでも文章がみずみずしく楽しいのだから、流石は春樹ちんである。そして、このエッセイを読んで、僕の生活スタイルは結構細かいところでいろいろと春樹ちん(のエッセイ)の影響を受けているなと思いました。例えば読書に関して、 文中より 「僕の個人的な基準でいうと、二回め読んだ時の方が一回めより面白いというのは良い小説である。もっとも二回読もうという気になる小説はそんなに沢山ないから、もう一回読んでみようという気になるだけで既に十分なのかもしれないけれど。」 なんていうところは、春樹ちんに影響されまくっている気がする。 さらに、この朝日堂シリーズの良さとして安西水丸画伯の挿絵がエッセイごとについている。水丸画伯の絵は非常にシンプルながら趣があり、深いのである。一見、小学生のいたずら書きのように見えるが、全くそうではない画家としての悟りの境地のようなものを感じるような気がする。この辺の水丸画伯の絵の謎についてはこの作品の「再び山口下田丸、そして安西水丸氏について」に描かれているので、興味のある方は読んでみてください。 僕なんかは、家の応接間に飾る絵として安西水丸画伯の、どちらかといえば脱力系の原画が一枚ほしい。
交通ストと床屋と教訓的な話とハワイで食べる冷麦が好き。高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。時には「セーラー服を着た鉛筆」について考察するかと思うと、小津安二郎の映画の細部にこだわったりもする。「自由業の問題点について」に始まって、「長距離ランナーの麦酒」に終わる、御存じ、文・村上春樹とイラスト...続きを読む・安西水丸のコンビが読者に贈る素敵なワンダーランド。
村上さんの脱力さというか、くだけた感じが、安西さんの挿絵とマッチしてて、何度かにやーっとしてしまった。 「虫」については、どーしても読めなかった。むりむりむり。 ジャズに文庫本、猫、映画、そして適度な性欲。 素敵だなー。 うん、なんかお洒落。
村上朝日堂が、『日刊アルバイトユース』から『週刊朝日』に移って続編。 ページ数も増しまし、文庫版で1篇5ページとなった。 以前は、ちょっと尖った若者が言いたいこと言ってる風だったのが、文章も洗練され、ちょっと寝っ転がっては読めない感じ。 でもまだ36歳の、若い頃の村上さんなのだが。 記憶力の悪い私...続きを読むでも印象に残る話多し。 村上さんは、肉はあまり食べないんだー?厚揚げが好きなんだー!猫派か、good! 早・遅のゲームは、みなさん身の回りのものでやってみると面白いと思う。 新しいものに疎い私なんかは、結果として「遅」「遅遅」のゲームになってしまいそうですが。 正月からつけ始めた日記というのはまず長くつづかない、とか。 「ジョークとしてみれば面白い」は、「日本のTV番組についてどう思う?」という、村上さんの質問に対しての、22歳アメリカ人青年の回答。 テレビはあまり観ないと書いているのにこういう質問をする村上さんはどうなんですか、と思うが・・・ やがてこの「ジョークとしてみれば面白い」は、テレビでなくてもあらゆる事件に当てはまってしまうのではないかと思うに至る。 自分も思い当たることはある。 政治家や芸能人の不祥事などがよく報道されるが、当事者たちは絶体絶命の大ピンチでも、観ている方からすればギャグでしかない、みたいに感じてしまうこともあるものだ。
30年以上前のムラカミ青年がやたらと気に入ってしまって、読み終えた今も再読している。 この気弱で身勝手なセイネンは、今もこうしてみんなに待ち焦がれられていると思っていたでしょうか。 なんだかんだで、素直なのでしょう。 安西水丸氏との文章と絵の中でのひっそりとした掛け合いも実に良きであります。
村上春樹36才頃のエッセイ。 最近と逆の事を言っていたり、昔から変わらない考え方だったりするところが面白い。でもやっぱり何でもないことを分析して文章に出来るっていいなぁって思う。自分なんか本は読んでる方だと思うんだけど表現力がないんだよなぁ。この年令(50才)になっても。
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