PIHOTEK  北極を風と歩く

PIHOTEK  北極を風と歩く

2,475円 (税込)

12pt

3.7

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「植村直己冒険賞」受賞の極地冒険家、荻田泰永×「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の井上奈奈による絵本。
北極をたった一人で歩く”僕”の一日を描く。
頬を叩く風、北極での生き方を知る動物たち、空から降りる暗闇、そして……。
北極を歩く”僕”を追体験できる、命と死を感じる美しい絵本。



たった一人、北極を歩いている。
命を支える道具
食料を積んだソリを引きながら、進んでいく。
氷のきしむ音が遠くでひびく。揺れ動く氷の海。
歩けども、歩けども、足元はながされていく。(本文より)


「環境問題とは数字の問題ではない。命の問題だ。自分の命はもちろん、隣にいる大切な人の命であり、会ったこともない遠い土地の誰かの命であり、時代も異なる動物の命のことだ。ー中略ー北極を冒険することは、生きることだ。そして、死を感じることだ。その死とは、誰かの命であり、いつの日か自分の体も分解されて、空に舞い、風に吹かれて誰かの命にたどり着く。」(巻末エッセイより)


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PIHOTEK  北極を風と歩く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生で北極に行くことはないだろうけど、どんな感覚なのだろう、と思う。
    寒さの度合い、孤独の度合いを想像する。
    北極にうさぎたくさんいることは知らなかった。
    紙や印刷、色調にもこだわっている感じで、カバーにはややエンボスがあり、夜明けのシーンが特にきれいだった。

    0
    2023年08月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    雑誌「ダ・ヴィンチ」で紹介されているのを見て手に取り。
    カバーはシボ感というかぽこぽこした紙の質感を感じ、雪が厚いという感覚が伝わるような装丁。本文の紙の質も手に柔らかく、遊び紙は極地圏の宇宙を思わせるような濃い藍に近い蒼色。装丁にこだわっているのが伝わります。

    ピヒュッティってどういう意味かな、

    0
    2023年09月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想
    シンプルな色合い。北極の写真や映像は見ることがあるが、この絵本の色合いから自然の厳しさ、命のやりとりが伝わってくる。白の世界に青、赤、黄色のページがはさまれ、北極の動物たちの息吹が聞こえてくるよう。『PIHOTEK』はPANTONE社の特色4色のみで表現された特別な色合いの絵本とのこと。
    「空

    0
    2023年10月26日

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