犬を盗む

犬を盗む

1,870円 (税込)

9pt

殺人現場に残された愛犬の痕跡――真実を知るのは、その瞳だけ。
デビュー10周年、著者入魂の慟哭ミステリー!

高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡があり、刑事たちは周辺の捜査を開始する。一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始める。同じコンビニで働く松本の過去を知る鶴崎は、松本が突然犬を飼い始めたことに驚愕するが――。
深まる謎、犬との絆に感涙&一気読み必至!
貫井徳郎氏も驚嘆の長編ミステリー。
「細かい違和感を憶えておいて。最後に『なるほど』と思うから」

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犬を盗む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表紙のチワワの可愛さと、犬が死ぬ嫌な話ではないと読者さんの感想でわかったので読んでみたくなった。
    自分も猫を飼う前は犬を2匹飼っていたので、犬飼あるある部分は懐かしく思った。
    途中までは平凡な本だと思っていたけど、犯人がわかった時には驚きすぎて思わず声が出た。
    どうしても許せないポイントは人によって

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    犬が死なない話。人間のために犬が死んでしまう話って多いけど、この本では犬は死なない。むしろ幸せ。苦難も経験するけどちゃんとハッピーエンド。良かった。そんな犬の話が読みたかった。それだけで星5。

    でもそれだけでなく、構成もしっかりしてるし、人物像もその背景も設定がはっきりしてて、とても読みやすかった

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすく、1日でサラっと読み終えた1冊。犬が苦手な私でも大丈夫でした。邪心の無い犬のまわりで問題アリの人間が欲に踊らされるストーリー。急だなぁ…と思う位の結末なので本格ミステリーではないですが、こういうの好きです。

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    主人公の先輩である人物が犯人なのかどうなのか、その2人と犬を中心におこる様々な日常。何が本当で何が嘘なのか、先輩は人を殺し犬を盗んだのか…様々な人の視点で繰り広げられる、自分も警察のように推理ができる小説。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    資産家の老婦人が自宅で殺害された。事件を追う植村(犬苦手)、下村。
    一方、近所のコンビニで深夜働く松本、鶴崎。松本が突然犬を飼い始めた。鶴崎は時々散歩したいと申し出る。実は鶴崎は松本の過去を探るジャーナリスト。松本が飼い始めたチワワと自分の犬の散歩中に会い、犬への既視感などから松本を怪しみ出す推理小

    0
    2024年02月05日

    Posted by ブクログ

    犬が考えている章もあって 可愛かった
    本当の悪って どっち側から見たものなんだろうと 罪を償った人は悪い人なんだろうか?とかいろいろ考えてしまった。
    ネット民たちもさらすことは、 正義だと騒ぐけど 許すか許さないかは 被害者家族が決めることで ネット上で騒ぐことじゃないと思いました。

    0
    2024年01月25日

    匿名

    面白かった

    最後のオチがそういうことかと納得してきれいに終わりました。あと犬目線での飼い主の名前を飼い主の一人称なのも発想が面白かった。

    0
    2023年12月16日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすかった。時系列がバラバラなわけじゃないし、順序を追って進んでいく感じでわかりやすい。松本が本当に悪人なのか、真実ってわからないなぁと思った。ただ時々はさむ犬の気持ちが純粋で、見ず知らずの人の言葉を信じてしまう人間たちより言葉の通じない犬のほうが人の本質を見抜いているような。順調に進んで

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    初心者にも読みやすい本だった。

    複数人と、1匹の犬の視点で物語が展開されていく。

    いろんな視点があるパターンは、誰が誰だっけ?ってなるから結果的によくわからなくなるって事もあったけど、分かりやすい区切りがあるので、名前が混ざる事なく最後まで読めた。

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    視点が話の中でどんどん変化していき、それぞれの持っている基礎情報と気づいたことが少しずつ集まって真実へ近づいていく過程が丁寧に描写されていているので一緒に推理できて面白かった。

    0
    2024年02月05日

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