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松本清張の短編集では『黒い画集』が有名ですが、クオリティの高さでは本書も負けていません。表題作は鮎川哲也ばりのアリバイ崩しミステリですし、数々のアンソロジーにも収録されている「巻頭句の女」は、無駄のない引き締まった本格推理短編の佳作です。
Posted by ブクログ 2022年06月28日
「松本清張」の短篇集『危険な斜面』を読みました。
「松本清張」作品は今年の1月に読んだ『神々の乱心』以来ですね。
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男は絶えず急な斜面に立っている……。
爪を立てて上に登って行くか、下に転落するかだ??。
十年ぶりに会った女は、男の会社の実力派会長...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月30日
全六編が収録された短編集。
私のオススメは何より二つ目の『二階』。
夫思いの出来た妻幸子と病身の夫英二、そして自宅に雇い入れた看護婦裕子。
妻の心理描写がうまいなぁーと感じながらも先は読めるぞ!などと思っていたのですが、ラストでやられました。
まさか、そうなるとは!!!!!
見事な心理サスペンスで...続きを読む
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