きみはポラリス(新潮文庫)

きみはポラリス(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛……言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋を恋だと知っている――。誰かをとても大切に思うとき放たれる、ただひとつの特別な光。カタチに囚われずその光を見出し、感情の宇宙を限りなく広げる、最強の恋愛小説集。(解説・中村うさぎ)

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きみはポラリス(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    カタチに囚われない最強の恋愛小説集。
    11個もお話あって、ほとんど良きなんだけど
    中でも好きなのが#永遠に完成しない二通の手紙
    #裏切らないこと#私たちがしたこと
    #ペーパークラフト#森を歩く#冬の一等星 かなぁ
    裏切らないこと、は電車で読んでてちゃっかり泣いた

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    それぞれの愛の形が認められていく様子が心地よかった。現代では、こんな男がモテるとか、こんな女は捨てたらだめだとか言われるけど。。。
    そうじゃなくて、この人と人生を歩みたいと私が思ったならそれで良いじゃない。こんなこともあったけど、それでも愛する、それで良いじゃない!と、いろんな愛の形を認めていくとこ

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    「私たちがしたこと」「骨片」「冬の一等星」がとてもよかったうえ、自分お題を開示しているページを拝読して感嘆の声しか出ませんでした。
    どの話も「君はポラリス」に通ずる。烈しく求め、見つめ、見守り、触れる。恋にもいろいろな形があるなとしみじみ思う一冊です。

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    人の感情に、1つの真実はない。
    「王道」とされるモデルはあるように思うが、まったく同じものを人は持たない。
    大きさも然り、どんな形でも、「王道」からいかに歪んでいても愛は愛だ。
    三浦しをんが描く「愛情」は歪みまですべて「愛情」と認めさせてくれる。

    0
    2024年01月02日

    Posted by ブクログ



    どうして恋に落ちたとき、ひとはそれを恋だとちゃんと把握できるのだろう。

    すべての恋愛は、普通じゃない――誰かを強く大切に思うとき放たれる、宇宙にただひとつの特別な光。最強の恋愛小説短編集。

    どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛……言葉でい

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    ハズレのない短編集で、未だに本棚の1番前の列にある本。言葉でいくら定義しても、この地球上にひとつとして同じ関係性はない。ほんとにこの通りで、色んな愛が見えるけれどくどくもなくて、押し付けがましくもなくて、綺麗で好きです。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    切なさと甘酸っぱさと。ドロドロとした感情と。
    恋愛って人それぞれでとても不思議だなと思ったけれど、人を好きになれる事自体が、純粋に素敵だなと思えた。

    春太の毎日
    冬の一等星
    あたりが、好きな話。

    ちょっと気持ちわるい展開の話もあったけれど、世にも奇妙な物語的に読み進められた。
    しをん先生の紡ぐ言

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    11の短編から成っている。
    「冬の一等星」が一番好きだった。
    「私たちがしたこと」「春太の毎日」も好き。
    はじめの短編と最後の短編が繋がっていて素敵だった。

    「夜にあふれるもの」の中の、グランドキャニオンと流れ星の比喩がよかった。“夜から生まれるようにして”という表現も好きだった。

    ひとつひとつ

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    やっぱり短編集は読みやすい。
    この本は切り口が多面的で、毎話新鮮な気持ちで浸れた。『ペーパークラフト』が一番印象的である。ドロっと系も悪くない。
    読んだ後に毎回お題を見に行くのが楽しかった。

    純粋になんだか分からない感情がまだ多いなぁと素直に思った。たまに読み返したい本。

    0
    2023年11月30日

    Posted by ブクログ

    恋愛短編集っていうことで、おっさんが読むのはどうかな?と思っていたけど、読み始めるとこりゃ普通の恋愛小説じゃないなと。なかなか一筋縄ではいかない、そんな作品。

    そして、中村うさぎさんのあとがきが素晴らしかった。
    恋はおし花、愛はポラリス

    0
    2023年11月11日

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