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苦節10年の末に、小説『食堂かたつむり』でデビューを果たした著者。執筆、サイン会、取材と怒涛の日々を送る彼女に代わって、ペンギンが台所デビュー。まぐろ丼、おでん、かやくご飯…。へとへとで家に帰っても、ペンギンと食卓を囲めば一瞬にして元気になれる。心のこもった手料理と仕事を通じての出会いに感謝する日々を綴った日記エッセイ。
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Posted by ブクログ
感謝を忘れちゃいけないと気付かされる。 自分の良いと思ったものに信念を持っている。 読んでいてちょっと頑固な人かもしれないと思ったけど好感を持った。
あんまりバードウォッチングに行きたいので、帰りに、近所の雑貨屋さんで、鳥グッズを買う。 ノートと紙ナプキン。 見ているだけで、ちょっとした、バードウォッチング気分。 山ふくのお母さんが、帰り際、お店の葉書をくれたのだけど、そこには、すでに切手が貼ってあった。 そういう心遣いに触...続きを読むれたのが初めてで 私はいまだに、その葉書を見ると、おいしかった記憶と優しさを思い出して、泣きそうになってしまう。 ずっと大事に、宝物にしよう。 (以前はクールダウンする時に1人で入るのはカフェだったけど最近は居酒屋になったという話) 私が好きなのは、客層がよくて、料理がおいしく、タバコを吸っている人がすくない品のよい居酒屋。 そういうお店は、たいてい、創業何十年という歴史がある。 ほとんど飲めないけれど、一人の時は、熱燗を頼む。 そして、少し贅沢な肴を数品オーダーし、ゆっくりと堪能する。 誰かと一緒だと話に夢中になって周りの様子が見えないけれど、一人だと、人間観察ができる。 お茶をはじめたいなー 『自給自足』という雑誌?がある 同じ素材で同じ作り方をしても、決して同じ物にならないのが、料理の楽しいところ。 そこには必ず、その人らしさが出て、その人にしか出せない味になる。 沖縄の石垣島から船で1時間の波照間島ってとこがすーごくいい 民宿一階のジェラートは泡盛味や黒糖味があって絶品らしい。行きたいなー 石垣島の辺銀食堂 同じ一日でも、あぁ疲れたー、と思って終えるのと、あぁ気持ちいい、と思って終えるのとでは、全然違う。 *・*・*・*・ 相変わらずいい暮らし。 なんだろう、この、優雅な感じ、と思ったら、大学生である今の生活に似ていて、糸さんはもちろんお仕事してるんだけど、そのゆとりは本当にうらやましいなとおもってしまう、シューカツ生だもん。
「食堂かたつむり」が出版されたころの著者のブログが文庫になったものです。 文章からは、おっとりしたというか、ゆったりした感じを受けるのですが、ご本人はなかなか活動的で情熱的な人なんだろうなあ・・・と勝手に思ってます。 生き方として、大切にしているものを持っている人って素敵です。 まったく同じ生...続きを読むき方やライフスタイルを持つことはできないけど、著者の視点にハッとさせられたり、共感したりするのは心地いいです。
浅草 ペリカン(パン屋) 京都 山ふく(お母さんの作るおばんざいがおいしい) 赤垣屋(お店に流れている空間が素晴らしい。料理もどれも絶品。お店の人の気配りがすごい。毎晩この店に通いたくなる)
食堂かたつむりを出版された当時の記録。 共感できる部分や、できない部分はあったが、それでも読んでいて心地よかった。
小川糸さんのエッセイを読んでいると、美味しいご飯が食べたくなってお腹が空いてくる。 丁寧な暮らし方に憧れるなぁ。
今回はペンギンさんの出番が少なかったような。。。 糸さんの人となりを見ることができ、糸さんの小説により親近感を感じる。
前回の流れで読む。 ちょうど小川糸さんの作品で初めて読んだ食堂かたつむりが、 店頭に並び、それ関連の様子が綴られている。 今回も、小川糸さんの魅力に惹かれ、 読書メモにたくさんのメモを残しました。 母が好きな五木寛之さんのこと、向田邦子さんにことも綴られており、 彼女の作品を読むことで、影響を受...続きを読むけ、 大げさですが、いろんな世界を広げたくなりました。 私はツイッターが好きなのですが、 その中で、 『「何かおすすめしてもらったら、すぐ見る、すぐ買う、すぐ食べる」というのをできる限りやってみたら、生活の中の楽しみが増えた』 というツイートを見て、 私もそれを意識したいと思った。 日記って、だいぶその人の姿が伺えるものですね。 またその方が日記を長く続けてれば、より感じれます。 小川糸さんの日記のカテゴリーの中で多いのは、食についてです。 わたしは、仕事をしていると帰ったら何を食べようかがとても楽しみでした。 ですが最近、何を食べていいのかがわからなくなり、 あまり食欲が以前より湧かなくなりました。 それは、自分が疲れているからだということに気づきました。 当たり前のことなんですが、 以前にはあんまりこうゆう感情を一つづつ辿り、 感じたことがなかったので、 なんか自分の中で小さな驚きができています。 改めて、食欲があることは大事だと気づきました。
小川糸さんのエッセイ2冊目。この年はとてもお忙しかったことが窺えますが、その合間に自分と向き合う時間をしっかりとつくり、日々感じたことを日記に書き留めていらっしゃいます。全ての人、モノへ愛情と感謝の気持ちを決して忘れない小川さん。それ故、素敵な人間関係に恵まれているなと感じます。心の整理整頓のコツが...続きを読むあちこちに散りばめられていて、心のゆとりを保つためにも自分と向き合い、労う時間をもっと大切にしようと感じました。言葉の節々から、決して穏やかなだけではない部分が垣間見えることも、人間味が感じられます。
日記だからパラパラーってすぐ読めちゃう。 『ペンギンと暮らす』シリーズの二作目。 本当に読んでると心穏やかになる。挿絵も可愛い。
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