難攻不落の有能令嬢、最高の恋をはじめました

花菱ななみ / 天路ゆうつづ

銀行業を営む男爵家の令嬢ヴァレンチーナは超有能な仕事人。夜会で出会った次期国王候補のセルジオに国家会計の調査をさせてほしいと頼み込む。一緒に過ごす中で彼の思慮深さや包容力に惹かれ、男性は苦手なはずが気付けば恋に落ちていて――。「君を俺のものにしてもいい？」気遣いながらも甘く蕩ける愛撫で何度も絶頂に導かれる。身分差をものともしない彼から真摯に求婚され!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: ティアラ文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2022年08月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブランカ · ★★★★☆]

架空でも浮かんできた国

大航海時代をモデルに簿記の初級の知識と組み合わせた感じしました。ポルトガルってこうだったかなあと比べてみるのも。
女性の能力を活かすという方向からみるのもありかなぁと。
どんな人にも越えねばならないものはあるけど自分に厳しく(厳し過ぎる？)あるヒロインの姿勢は結構好感かも。

＃深い ＃カッコいい

[りんご · ★★★☆☆]

有能ヒロイン

簿記とかなど商業系の知識がない人間には、少しややこしいというか、帳簿等の文字に目が滑り落ちていきます…。
いやわかった、どんだけ好きなの帳簿、ってくらいとことん突き詰めるタイプ。ゴッドルフも名前だけ出てくるけど、あっちの頭脳派ヒロインと良いお友達になれそうだと思いました。面白いんだけど、専門的な部分に興味がなかったので評価は高くなくなりました。ヒーローも少し大人しめですね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

花菱ななみさんの書く女の子はみんな可愛いね。
こんかいのヒロインちゃんは、財務知識あってしっかりものなんだけど、過去の出来事から男性恐怖症。
すっごい酷いこと経験してるんだけど、彼女が立ち直ろうと努力してるので、ウエット感がなくて、そのあたりが物語に反映されてて、さらっと読めました。
書き方によっては、読めない人もいるかもしれない。それくらい酷い。
架空大陸エウロパが舞台のなんちゃってヒストリカルシリーズです。
大航海時代。
ストーリーはまあまあ面白く読んだけど、エロがオマケな気がしたわ。
必要なところもあって、そこは良いのだけど、多すぎないけどそこは要らんなって感じのとこもあって、お腹いっぱい。

[maru · ★★★★★]

ヒロインが賢くとても格好良い。男性を惹き付ける容姿のせいで身も心もボロボロに傷つけられたのに、それでも強く真っ直ぐであろうとする姿に勇気を貰える。
そんなヒロインを支えるヒーローも包容力の塊。二人揃えば無敵と思える安心感がハンパない。
嫌悪感を抱く箇所や敵との対峙はあるが、二人の恋路はわりと穏やかで良かった。

[コユミ · ★★★★★]

素敵でした

トラウマ持ちのヒロインを優しく支えるヒーローが素敵なお話でした。トラウマに関しては女性から見た男性の嫌なところが盛り込まれているので、不快になる方もいらっしゃるかも。作者さんの別の物語の国名がちょっぴり出てくるので、ひっそりと楽しめます。

＃ハッピー

[Ssaa · ★★★★★]

大人の恋愛

専門的な話がけっこうしっかりしていて、そこを理解するのにエネルギーを費やしましたが、逆に言えば設定がしっかりしていて読み応えがありました。
賢くて溌剌としたお姉さん系のヒロインって今まで読んだ作品の中であまりなかったのですが、とてもよかったです。ヒーローがそんな彼女を優しく大切にしているのがまたよくて。変なすれ違いをやたら起こしたりしない、大人たちのしっとりとした恋愛がすごく好みでした。
『、……』の多用だけ気になったw

＃胸キュン ＃ハッピー

[s · ★★★★☆]

中古

大航海時代のポルトガルがモデルで、仕事のできるヒロイン、いいですね！
ヒロイン、大活躍してます、ヒーローはそこそこ⁉︎w
一点、裏帳簿を見つけるための策略がイマイチでした。
監査中、色仕掛けに引っ掛かるアホ、いるかなぁ？
監査中ですよっ⁈
結果論ですが、バレたら極刑ものの罪を犯しているのに！
そのくらい、女性の能力が軽視されていた時代ってことなのかしら？
でも、2年も商会で働いていたんですよね、彼女の頭の良さは知っていた筈だし...うーん。
それとも、下半身が絡むと、命がかかっていてもエロに走るのが男ってこと⁈
カマキリか⁈
そこだけ違和感がありました。
でも、ま、TLだからな。
あそこは色仕掛けがお約束なのかな。