細かいことに目を瞑れるなら
ファンタジックでいろいろ趣向は凝らされてて、ある種童話みたいだった。ベッドシーン多め。
ただ政治とか城の警備とかで、リアリティのない、そんなことが罷り通る?みたいな箇所が多くて目に余った。森の侵攻に国の兵をそんな大々的に動かしてどうして不審に思われないのか。おかしいやろ。
あと真冬の庭園でお茶しててなぜそんな寒いところで…とか。だんだん耐えられなくなって最後の3分の1は読み飛ばしました。
ロマンチック、ドラマチックな話をしっかりしたボリュームで読みたいな〜くらいの人にはいいけど、綿密な設定を好む人にはおすすめできないです。