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Posted by ブクログ
過日読んだ『ワイルド・ソウル』(2004年)があまりにも面白かったので、垣根涼介さん2作目に本書を選びました。2001年のデビュー第2作で、シリーズ化(4作)の第1作です。本作では、ストリートギャング、裏金強奪団、ヤクザの三つ巴の攻防を描いています。
いやはや、本作も期待以上に面白かった! 垣根涼介さん、凄いです。何なんでしょう、この熱量!
さらに他作品を読んでみたいと思わせますね。"垣根沼"に引き摺り込まれそうな予感が‥。時代ものも沢山あり、最近そっちで直木賞ですもんねー。悩む〜‥"o(-_-;*) まぁ追々、少しずつかなぁ。
本作の行間から、表題通りの夜の渋谷に満ちあふれる高い熱や空気感が伝わりますが、なぜかじっとりした湿気感がなく、サラリとした印象です。
何よりも、後半に進むほど、物語のスリリングな展開、巧妙な駆け引きに惹きつけられます。さらに、個々の魅力あふれる人物造形の為せる技か、暴力シーンもありますが、グロくはなく、疾走感・爽快感を与えます。ずーっと、先が気になり続け、ページをめくる手が止まりません。人呼んで"カッパえびせん状態"です⁇(゜д゜)
そもそも、アウトローの若者たちに共感は無理、と仰る方もいるでしょうが、そんな議論を超越したクライムノベルとして、大いにワクワク感を楽しめるエンタメ作品に仕上がっています。アキの今後が、ますます興味深くなりました。
最近は、日本全土で温暖化・異常気象が半端ないくらい顕著で深刻ですね。地球はどうなっちゃうんでしょう‥?
そういう意味では、「ヒートアイランド現象」って、もはや死語? 都市化の進展と人工的な構造物や排熱で、周辺郊外に比べ都市部の気温が高くなる現象‥‥。 でも本作の、23年前のネーミングとしては秀逸です。
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