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Posted by ブクログ 2022年11月23日
サザンや桑田佳祐の楽曲を歌詞の観点から分析した一冊。バラエティ番組にも積極的に出るメディア露出のイメージから大衆的、清濁の濁の文脈で語られがちな存在だが、それは完全に過小評価だと分かる。そういったタイアップ戦略もあって恐らく日本人なら(少なくとも受動的には)聴いたことのあるサザンの歌詞がこんなに深い...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
最近の巷のJ-POPの歌詞の世界観の狭さを揶揄
する「過剰なJ-POP」というネットの書き込み
があるそうです。
「桜舞い散り過ぎ」「君と出会った奇跡過ぎ」
「あの頃僕らは未熟過ぎ」など、手垢がついた
表現を使いまくっている歌詞をバカにしたもの
です。
要は語彙が全く少ないのです。
では日本一...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月07日
とてもよく解説されていて、感動した。
桑田佳祐は歌詞を言葉としてだけではなく、音として当て込む。そのため、方言や古語、造語などが入り、曲の中には全く意味を持たない言葉の羅列のものも数多く存在する。
だけど、「そこの音にはその言葉以外は入らない」っていうような耳触りの歌詞ばかりで、なぜそれが耳触り...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月08日
ファンなら読むべきだと思った。
歌詞なんかほとんど把握していなくても、
十二分に楽しめるからこそ、見過ごしている。
キャリアの中からバランスよく選曲。
その分析もとても参考になりました。
たしかに、ユーミンや山下達郎、佐野元春、矢沢永吉、浜田省吾…が「マンピーのG★スポット」とは歌わないだろうな笑
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月02日
サザン(桑田さん)の(自分にとっての)ど真ん中ストライクは84年の「人気者で行こう」から94年の「祭りのあと」まで。リアルタイムは最後の3年位だが。
この本で取り上げられている26曲の内、ベスト5を挙げると、
1位 スキップ・ビート(ミュージックビデオも、superfly
のカバーも素晴らしい)...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月01日
サザンがデビューした1978年当時、Char・世良公則&ツイスト・原田真二がロック御三家と呼ばれ『ロックがブレイク、お茶の間に進出!』なんて言葉が踊った。
〈お茶の間〉なんて今や死語だけど、当時はテレビが複数台ある家って少なかったし、78年の紅白歌合戦の視聴率って何と72%⁈カウントダウンライブな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月28日
”サザン、好き”っていう答えは、もう聞き飽きるくらい、聞いてきたんだけど、ここまでマニアックに語れる人は、少なくとも自分の周りにはいないんだな。そんな訳で、本書を通しての作者との対話は、実に楽しかった。会食もカラオケもライブも従来通りに行えない昨今だけに、なおさらそんな気持ちを強く感じたのかも。そし...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月25日
このタイトル見たら、サザンや桑田さんのファンとしては買わざるを得ない。
以前同じ著者によるKAMAKURAまでのアルバムを紹介した本も見たが、今回はソロも含めてある程度最新のものまで網羅。 あらためて、桑田さんの取り上げるテーマの多彩さを確認することができたと思う。
また311や病気後の作品に...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月05日
サザンの26曲をとりあげ、分析している。スージー鈴木さんならではの鋭さと軽妙さで面白い。
『78年8月31日夜。演奏が終わった瞬間、日本のロックが一段上に跳ね上がった。見えてきたものは江ノ島と、新しい日本のロックのありようだ。』
『ルイ16世「女呼んでもんで抱いてとか、おっぱいとか、これは暴動か...続きを読む
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