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Posted by ブクログ 2011年11月06日
歴史小説を読むときは、歴史の勉強になるなーと思うことが多いのですが、今回は少し違います。
思うところは2つ。
1つ目は言葉。吉川さんの使う言葉にはは、最近の本にはない古い言葉や、使われなくなりつつある言い回しが豊富にあります。それがかなり面白い。意味を拾いながらになるので時間はかかりますが、楽しくて...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
その存在は、この世に生を受けた時から、何かを予感させる存在だった・・・。
巧妙な語り口で、「親鸞」という一人の人間を真っ向から書き挑んだ快作。
歴史上の人物として、ただ名のみの存在としてしか知らなかった私にとって
一時点のみの人物が、この本を通して、そして芳川英治の目を通して、一人の
人間の生きた道...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月10日
十八公麿として落ちぶれ藤家に生まれるも、義経のまた従兄弟という血筋から、源平争乱の時代に出家し、範宴となった後の親鸞。若き日の、叡山での学問、修行の時代を描く1巻。座主の言葉、世に怖いものがあるとすれば、それは人間だ。人間で怖いものがあるとすれば、それは自分だ。自分の中に棲む狐や鷲や栗鼠は本当に怖い...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月19日
全3巻。
久しぶりの吉川先生。
坊主ってことで読んでなかった親鸞。
久しぶりに吉川先生が読みたくて
複数卷だったので。
ああ。
やっぱうまいなあ。
話。
面白い。
引き込まれる。
ストレスフリー。
坊主だしめんどくて嘘くさいんだろうと思ってたけど、
すんなり入れる。
ぐっとくるし。
坊主なのに...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月08日
1170年ごろ。清和源氏の八幡太郎義家の孫娘の”吉光女”が母とされており,源義経は親鸞のまた従兄弟にあたる。9歳の時,慈円(後の天台座主)のもと得度し,範宴(はんねん)と改名。
叡山の天台宗門徒の形にとらわれた仏教を民衆のための仏教にしようと一生を費やす。従来の聖道自力(自力本願)の僧は,やたらに自...続きを読む
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