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乱世の姦雄を自称し、天下を席捲した曹操も、関羽には弱かった。いかな好遇をもってしても、関羽の心を翻すことはできない。玄徳を慕って千里をひた走る関羽。そして劇的な再会。その頃、兄孫策の跡を継いだ呉の孫権は、恵まれた自然と豊富な人材のもと、国力を拡充させていた。失意の人玄徳も、三顧の礼をもって孔明を迎えることができ、ようやく天下人として開眼する。
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Posted by ブクログ
ついに登場、三国志一の英雄こと諸葛亮孔明。 …なのに劉備の煮え切らないことと言ったらない。この巻は呉の話が結構あって、呉の将軍が最も好きな自分にはたまらない、特に呂蒙、程普、黄蓋が好き。 赤壁まであと少し、いよいよ面白いが止まらない。
遂に諸葛亮孔明登場。 ほんと良く出来た娯楽読物です、そりゃ昔から皆大好きでしょう。かなり多くのキャラが登場しますが、個性豊かなだけでだけなく、無理なくストーリー展開するところが偉大なり。
ついに諸葛亮孔明登場!名前は知っていたが、劉備の軍師だったのね(今知った)話は加速度的に面白くなっていく。それにしても劉備が女々し過ぎてイラっとくる。
曹操がいよいよ勢力を強めて、戦う度に覇者に近づいて行く。 劉備は曹操の勢いに抗えるわけもなく、踏みにじられてしまうが、豪傑の忠臣関羽が曹操に一時降伏するところが最大の見所かな。 よく関羽の条件を曹操が飲んだものだ。恐るべし関羽。
2018年初の本は、吉川英治三国志(四) 曹操に捕らわれていた関羽が劉備の存命を察知し当初の約束通り遠く劉備の元に戻る件より、劉備がかの有名な三顧の礼を以て諸葛孔明を登用し、少数の兵力ながら策を巡らせ曹操と対峙しているあたりまで。
劉備の元に趙雲、徐庶そして孔明と歴々の誉れ高い名将たちが揃っていく。そして、関羽千里行、趙雲の単騎での亜斗救出劇、張飛の長坂橋大喝と熱い展開ばかり。もうホントに読んでて武将の威容が目に浮かぶようで、電撃が走るような名場面の連続。読ませます。
面白い!!! 「関羽は杯を下において、 『むかし漢の高祖は、項羽と天下を争って、戦うごとに負けていましたが、九里山の一戦に勝って、遂に四百年の基礎をすえました。不肖、われわれも皇叔と兄弟の義をむすび、君臣の契をかため、すでに二十年、浮沈興亡、極まりのない難路を越えてきましたが、決してまだ大志は...続きを読む挫折しておりません。他日、天下に理想を展べる日もあらんことを想えば、百難何かあらんです。お気弱いことを仰せられますな』と切に励ました。 『勝敗は兵家のつね。人の成敗みな時ありです。…時来れば自ら開き、時を得なければいかにもがいてもだめです。長い人生に処するには、得意な時にも得意に驕らず、絶望の淵にのぞんでも滅失に堕ちいらず、――そこに動ぜず溺れず、出処進退、悠々たることが、難しいのではございますまいか』 関羽は、しきりと言葉をつづけた。ひとり玄徳の落胆を励ますばかりでなく、敗滅の底にある将士に対して、ここが大事と思うからであった。 彼はふと、乾き上がっている河洲の砂上を見まわして、 『――ごらんなさい』と、指さして云った。『そこらの汀に、泥にくるまれた蓑虫のようなものが無数に見えましょう。虫でも藻草でもありません。泥魚という魚です。この魚は天然によく処世を心得ていて、旱天がつづき、河水が乾あがると、あのように頭から尾まで、すべて身を泥にくるんで、幾日でも転がったままでいる。餌をあさる鳥にもついばまれず、水の干た河床でもがき廻ることもありません。――そして、自然に身の近くに、やがて浸々と、水が誘いにくれば、たちまち泥の皮をはいで、ちろちろと泳ぎだすのです。ひとたび泳ぎだすときは、彼らの世界には俄然満々たる大江あり、雨水ありで、自由自在を極め、もはや窮することを知りません。…実におもしろい魚ではありませんか。泥魚と人生。――人間にも幾たびか泥魚の隠忍にならうべき時期があると思うのでございまする』 関羽の話に人々は現実の敗戦を見直した。そこに人生の妙通を悟った。」
関羽は曹操の下を離れ、3兄弟が揃う。呉は孫策から孫権へ。劉備一同は劉表の庇護に。孔明登場。赤壁の巻へ。
信義とは、愛とは、名誉とは、忠義とは、友情とは。 恥じとは、嫉みとは、怨みとは、善とは、悪とは。 驕りとは、裏切りとは、功名とは。 武とは、智とは、舌とは、心とは。 人の持つ様々な側面や感情を、絶妙なリズムで語る。 第四巻、いよいよ、その人。-諸葛孔明、立つ。 次巻は"赤壁"...続きを読む。-役者は揃った。
曹操も悪人ってわけじゃないんだなぁ。 前もそう思っていたけれど、今回も思った。 あれだけ優秀な武将を集めて離さずに上手に用いるのはすごい。 さすがに、三国時代を勝ち抜くだけあるんだなぁ。 呉は孫策が死んで、孫権に代わった。 孫権って曹操や劉備より20歳近く年下なのか。若! 劉備は負けまくってボロ...続きを読むボロになっていた。 関羽の話す泥魚の話がいい感じだった。 泥魚っていう魚は川が干上がると体を泥にくるんでじっと横たわる。鳥に食われることもない。でも、水が戻ってくると、泥をはいで、自由に動き回る。「――人間も幾たびか泥魚の隠忍にならうべき時期があると思うのでございまする」 劉備はこの巻の後半で孔明を得て、これから盛り返す感じ。 孔明の前に徐庶っていう軍師を仲間にしていたというのを初めて知った。 次の巻で赤壁の戦いかな? 楽しみ。
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