まどろむ夜のUFO

まどろむ夜のUFO

607円 (税込)

3pt

私の知らない「彼女」にジャムを作り、いそいそ出かけていく高校生の弟・タカシ。魂の前世を信じる、弟の怪しげな友人・恭一。5日おきにデートする几帳面な同級生・サダカくん。3人の奇妙な男に囲まれ、過ぎていく夏――。心の底のリアルな感覚を描き共感を呼ぶ、角田光代の作品集。野間文芸新人賞受賞作。

...続きを読む

まどろむ夜のUFO のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中学生〜高校生のときに何回も読みました。

    なんか不思議な感じがとても良くて好きな本でした。
    今読んでみたらまた違う感じ方するのかな??

    0
    2013年01月13日

    Posted by ブクログ

    中篇小説集。
    表題作の
    「まどろむ夜のUFO」
    「もう1つの扉」
    「ギャングの夜」

    3篇ともとても奇妙な話でした。
    奇妙だけど日常とべったり張り付いててなんとも不思議な感じがする。

    「まどろむ夜のUFO」は一人暮らしの主人公のもとに弟がやってきて、奇妙な友人となんだか嘘っぽい彼女の話が出てきて、

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

    どこかちょっと壊れた人たちの物語。これが94年で、「空中庭園」が03年、「対岸の彼女」が05年と考えると、彼女が描こうとしている「壊れた部分」というのがなんとなく見えてきそうな気がします。
    好みの小説でした。

    0
    2012年02月16日

    Posted by ブクログ

    よくわからないけど、意味不明な世界に溶け込んで、頭がボワボワしながら読めました。

    真夏の日に、風の吹かない蒸し暑い部屋で、扇風機を弱くらいにして読み直してみたい。

    電車の中で読むのはちょっとNGかもしれない。


    にしても、角田さんは26歳で描いたなんて、相当頭のおかしい天才なんだな。

    0
    2011年10月19日

    Posted by ブクログ

    UFOだとか謎のジャムだとか河童だとか、読んでいて気持ちが悪い。
    しかし好きなドライ加減。人間関係。良い湿度。

    0
    2011年08月28日

    Posted by ブクログ

    良い小説は、心を迷子にする。良い小説は、喜怒哀楽では言い表せない感情をも呼び起こす。

    3つの中短編を収めた本書に、やはり私の心は迷子になった。

    主人公が無意識のうちに積もらせていく感情。まとわりつく不安。そのぼやけた理由。現実と非現実の境。定かでない世界観。見えているものが信用できない。暗闇の中

    0
    2011年11月19日

    Posted by ブクログ

    どこにでもいそうな、でもいなさそうな、そんな日常を送る人たちが出てきます。
    どこか、連想する人がみつかるのでは?

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    自分は普通の大学生と思っていても、周りにはいろんな世界で生きている人たちがいて、自分てなんだろう…。なんか切なくなる話。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    標題作含む中短編3編。フワフワした危うさを醸し出しながらも、そのままトンネルを抜けたり、次の扉を開けるような感覚...。斎藤美奈子さんの解説が秀逸なのですが、読めた気になってしまうので、必ず読後に読まれることをオススメします。

    0
    2022年06月22日

    Posted by ブクログ

    ・まどろむ夜のUFO
    ・もう一つの扉
    ・ギャングの夜

    最後の考察を読んで、
    角田作品の「アパート文学」「フリーター文学」感が自分の趣向に合ってるんだと思った。
    都市を浮遊する若者たちの日常。本当に斎藤美奈子さんのこの考察がすごくよくわかる。

    0
    2022年02月25日

まどろむ夜のUFO の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

角田光代 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す