その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い―(新潮文庫)

その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い―(新潮文庫)

2017年、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された記事が世界を変えた。映画界で権力を誇る有名プロデューサーが、女優や従業員らに性的虐待を行ってきた衝撃の事実。報道の背景には、二人の記者による被害者への丹念な取材や加害者側との駆け引きがあった。その日を境に、女性たちは声を上げ始めた――。#MeToo運動を拡げたピュリッツァー賞受賞記事の内幕を描く調査報道ノンフィクション。

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その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本語訳のタイトルは原書の『SHE SEDI』の方がしっくり
    すると思うのよ。

    大学在学中に設立した映画プロダクション「ミラマックス」の
    成功で、アメリカ・ハリウッドのみならず、世界の映画界で
    押しも押されぬ大プロデューサーとなったハーヴェイ・ワイン
    スタイン。

    彼が手掛けた映画は日本でも多く公

    0
    2023年11月13日

    Posted by ブクログ

    映画“SHE SAID”の原作本が文庫化。
    男性中心主義の弊害、報道における信憑性を担保する事や被害者が声をあげることの難しさ、ジャーナリズムとは。
    色々と考えさせられることの多い一冊だった。

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

     2017年10月、「ニューヨーク・タイムズ」紙が「ハリウッドの大物プロデューサーによる性的暴行」を報道した。これをきっかけに、性暴力の告発運動である「#MeToo」が巻き起こり、アメリカに留まらず世界的ムーブメントへと発展した。女性たちはソーシャル・メディアに#MeTooタグを付け、次々と過去に受

    0
    2023年01月16日

    Posted by ブクログ

    Me Too運動のきっかけになったNY Timesのスクープの話。アメリカのジャーナリズムの力を思い知らされるほどのクォリティ。徹底的にジャーナリズムの作法が貫かれた取材とそのための努力は感動的。後段の最高裁判事候補者の話は最初はなぜ書かれているのか疑問だったが、最後の女性達の話し合いで合点。話もし

    0
    2022年11月27日

    Posted by ブクログ

    映画界に強大な権力を持つ人間の問題行為。口止めや様々な圧力、有名な弁護士などによって守られた、もうどうしようもないように見える状況をどうやってくぐり抜けて取材をし、裏を取り、発表まで持っていくか。「え、その人はそっち側の人なの?!」といったような展開もあり、なかなかスリリングに面白い。途中、第二部的

    0
    2022年08月16日

    Posted by ブクログ

    ハリウッドと政治を絡めて、抑圧についてかかれている。
    文章より映画の方からが、ビジュアルもありわかりやすい。

    0
    2023年09月09日

    Posted by ブクログ

    最後の言葉がすごく響いた。
    何でこんな当たり前のことがわがままって捉えられる世の中なんだろうって思った。

    0
    2023年01月17日

    Posted by ブクログ

    映画を見る前に読んでおこうと思い手に取った。
    ミステリー小説を読んでいる感覚で一気読み。

    告発記事はいかに緻密に裏を取っていかないと公表に辿り着けないか、その苦労が描かれている。
    しんどい作業だ。よく粘り強く調べてくれたなと感謝の気持ちが湧き上がる。
    この開けた正義への純粋な信念、何だろう、そうい

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    一度声を上げてしまえば、それまでの生活には戻れないかもしれない。被害にあった側が時を経て告発に至るには、とてもとても高いハードルがあるのだなと。

    当たり前みたいに性加害をしてきたボーイズクラブの仕草や反抗が似てるってことは、それが彼らのやり方としてある種共有されてたのだろうなと思って気が遠くなる。

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    BURRN!の書評で目にして以来読みたかった本で、文庫化を機に、宇都宮の来らっせの待ち時間に購入。

    娘を持つ親としてやるせない想いになる。

    売名のため権力者の男性に近づく女性もいないことはないだろうが、権力を利用する男性の方が圧倒的に多いのが実態だろう。

    そして、未だ男性中心の世の中では声を上

    0
    2022年06月06日

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