海蝶 海を護るミューズ

海蝶 海を護るミューズ

924円 (税込)

4pt

4.2

不可解な沈没、海底の義足、救助を拒む女。
日本初の女性海保潜水士が海に潜む闇に挑む!

手に汗握る長編サスペンス

海上保安庁初の女性潜水士・忍海 愛。
男性の同僚に比べて体力も技術もまだまだだが、誰にも負けない観察力の持ち主だ。
釣り船転覆事故の知らせを受け、潜水班を乗せた巡視船ひすいが八丈島沖へ急行。
初めての海難対応の焦りで命の危機にさらされる中、愛は沈みゆく船に奇妙な違和感を覚える。
それは海保を震撼させる事件の始まりだった。

「足かけ二年に渡る海上保安庁取材で見聞きした海上保安官の精神『正義仁愛』こそが、この本のテーマであり、矜持です」―吉川英梨(著者)

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海蝶 海を護るミューズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    海上保安庁初の女性潜水士のお話です。
    一気読みでした。
    とても良かった。面白かった。最初から最後まで目が離せませんでした。
    途中の東日本大震災の描写はとても切なかったですが、ラストは涙しながら読み終えました。
    この本を紹介してくださった方に感謝します^_^

    続けて続編の「海蝶鎮魂のダイブ」に挑戦で

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    さすがベテラン作家さん。あんまり知らなかった海上保安庁の潜水士たちのお話しでした。しかも女性が主人公!シリーズみたいなので気にしておきます。

    0
    2023年04月20日

    Posted by ブクログ

    女性初の潜水士「海蝶女性初の潜水士として注目を集める、横浜海上保安部所属・忍海愛。

    兄は特殊救難隊、父もベテラン海保潜水士。
    新米で女子の愛は、現場には気を使わせるお荷物的存在だったりするけど、持ち前の観察眼で事件解決の糸口を発見したりもする。

    出だしの舞台が気仙沼だったので、あーこれは…と思っ

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    海保を舞台にしたサスペンスということで珍しいなと思って手に取った。フィクションとして楽しめたものの、やや犯人の動機や背景のインパクトが弱いなと思った。どんでん返しというほどでもないし。ただ主人公の愛の描写は良かったと思う。彼女の活躍が見たいので続編に期待。

    0
    2022年05月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉川英梨の新シリーズ、女性海上保安官で初の潜水士
    忍海愛、つけられた名前は「海猿」ならぬ「海蝶」
    父も兄も海上保安官の潜水士
    東日本大震災で母を亡くし(遺体は見つかってない)、3人の関係がギクシャクしていたが、愛の最初の出動で最後には3人の絆が確かなものになる。

    それにしても、吉川英梨の小説はサク

    0
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    序章の場所と日時で、少し怯む。
    これからどんな描写があるのか…想像してしまう。

    海上保安庁初の女性潜水士・忍海愛。
    海猿ならぬ海蝶として始まる日々は、先が気になってどんどん読み進める。
    ところどころで明かされる序章後の出来事は想像通りなのだが、
    途中で描かれている3.11の描写は、読んでいるだけで

    0
    2023年01月15日

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