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Posted by ブクログ 2017年02月22日
出版されて15年後に読んだわけですが、ここに込められているメッセージは色褪せないどころか、むしろその輝きを増している。恥知らずな不幸志向の弱肉強食の現代哲学が、さらに磨きをかけた、といえば良いか。
世界の中で愛する対象とつながること。
世界で愛とつながること。
それが大事であると。
何という...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月11日
文化人類学者が、多くの人々が「生きる意味」を見い出せない現代日本の現状を分析し、「生きる意味」を生み出す社会を創造するための提言を行っている。
著者は、「・・・現代日本人を象徴する言葉、それは「透明な存在」という言葉である。・・・現代日本人の空しさの核心は、自分がどこまでも交換可能であるという意識か...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月29日
■■評価■■
★★★★☆
■■概要・感想■■
○愛する意味の著者と同じ方の書籍。出版年は2005年だが、扱われている問題はむしろ今のほうが深刻になっており共通である。
●「自分の幸せのみを喜ぶものの幸せは有限である。しかし他人の幸せを我がことのように喜べるものの幸せは無限である」。
○愛は与える...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月07日
本書に出てくる、この本が書かれた当時の「若者」というのは自分の世代のことで、合目的性、効率性の考えが染み付いていることは感じる。
誰かに提示されるものではない、オリジナリティのある生きる意味の創出に、NPOに可能性を見出している点は、最近読んだ斎藤幸平さんの「人新世の資本論」でのワーカーズコープの...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月20日
ダライ・ラマとの対談をしているのをきっかけにこの本を読む。
著者の主張の出発点は、いまの世の中の閉塞感の本質は「生きる意味が見えない」という生きる意味不況であると定義。
仮に経済成長を復活して果たしたとしてもこの閉塞感はかわらないだろうと。
なぜ生きる意味不況になってしまったのか?
それは高度経済成...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月02日
解説に…
生きる意味
経済的不況よりもはるかに深刻な「生きる意味の不況」の中で、「本当に欲しい物」がわからない「空しさ」に苦しむ私たち。時には命をも奪うほどのこの苦しみはどこから来るのか?苦悩をむしろバネとして未来へ向かうために、いま出来ることは何か?生きることへの素直な欲求を肯定し合える社会づくり...続きを読む
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