辺野古入門

辺野古入門

770円 (税込)

3pt

4.6

普天間基地移設問題の最前線としての名護市辺野古――。しかし、そこには地域の歴史があり暮らしがある。キャンプ・シュワブとどのような関係にあるのか、普天間基地移設の候補地としてなぜ辺野古が浮上したのか、「条件つき受け入れ容認」とはいったい何を意味するのか。二〇年にわたり現地でフィールドワークを続ける社会学者が、親愛の情を込めて描く、辺野古を知ってもらうための初めの一冊。

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辺野古入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月20日

    2022年の年明け早々に初めて沖縄に行った。そのとき、関東から移住して辺野古の埋め立てに反対する活動をしている人に周辺を案内してもらった。それはそれでびっくりするような景色や現実はこうなんだという話を聞いたものだけど、それはそれで一面しか見ていなかったと、この本を読んで思わされた。
    著者は長らく辺野...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月23日

    【「よそ者」にできること】
    辺野古を知ってもらうために書かれた本。歴史と現在について、普天間飛行場移設先になった経緯について、二〇年間のフィールドワークを元にまとめてある。

    今や「辺野古」というと、かわいいひびきと裏腹に反基地運動の代名詞のごとく言われるが、ここは林業を主体とした小さな村だった。こ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月18日

    辺野古が/名護市が/沖縄が米軍基地の県内移設を容認せざるを得ない(というかそもそもそれ以外の道を政府が選ばせない)事情がよくわかった。

    いつまで彼らだけに負担を押し付けるつもりなのか。どれだけ我々“よそもの”が自分ごと化できるか。そういう問題なのだと思った。

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    Posted by ブクログ 2023年01月21日

    「あることについて賛成したときにしか決定を認めてもらえないのに、賛否を示すよう迫られている人(たち)」についてのフィールドワークをまとめた一冊。

    首長選挙において、辺野古への基地移設に反対する候補者が当選したとしても「淡々と進めていることに変わりはない」(菅義偉官房長官)などとされるのに、賛成する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月07日

    沖縄についてあまりにも浅い知識しか持ち合わせておらず手にした本。観光で3度、仕事で1度訪ね、いくらか文化や歴史を学んだが、やはり通り一遍の知識だ。沖縄返還50周年の節目の年を迎え、偶然にもこの春に那覇市から移住してきた仲間ができた。かの地をもう少し深く学ぶいい機会に思う。ここでは我々が傍観する普天間...続きを読む

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