江戸無情〈上〉

江戸無情〈上〉

660円 (税込)

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放埒と奢侈に耽る十一代将軍家斉の治世。江戸市中では次々と大工が襲われるという事件が続いた。八丁堀の同心・鏡源次郎は殺された大工が馴染みの女郎に贈ったべっ甲の中挿を手に入れたが、倹約令によるご禁制の品、大奥女中の持ち物と判明した。一方、寺社奉業・脇坂淡路守は目に余る僧侶らの腐敗堕落を粛正すべく、近習の名越兵馬らを使い、谷中延命院を探らせていた。時代小説大作。
(※本書は1990/4/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)

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江戸無情 のシリーズ作品

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  • 江戸無情〈上〉
    660円 (税込)
    放埒と奢侈に耽る十一代将軍家斉の治世。江戸市中では次々と大工が襲われるという事件が続いた。八丁堀の同心・鏡源次郎は殺された大工が馴染みの女郎に贈ったべっ甲の中挿を手に入れたが、倹約令によるご禁制の品、大奥女中の持ち物と判明した。一方、寺社奉業・脇坂淡路守は目に余る僧侶らの腐敗堕落を粛正すべく、近習の名越兵馬らを使い、谷中延命院を探らせていた。時代小説大作。 (※本書は1990/4/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 江戸無情〈中〉
    683円 (税込)
    寺社奉行・脇坂淡路守は大奥中﨟たちが繁く参篭する谷中延命院に淫靡な匂いを嗅ぎつけ、近習・名越兵馬の許婚・つやを密偵に仕立てて大奥へ送りこんだ。やがて中﨟に連れられて参詣した延命院で、院主・日道に見染められたつやは、ある夜、意を決して寺を訪ねた。寺内部のからくりを突きとめ、動かぬ証拠の大奥女中らの艶書を入手せんがためであったが、つやの失ったものは余りに大きかった…。時代小説巨篇。 (※本書は1990/7/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
  • 江戸無情〈下〉
    662円 (税込)
    お次女中・つやの操を賭けた探索で証拠の艶書を入手した寺社奉行・脇坂淡路守は谷中延命院を急襲、妖僧・日道らを捕縛した。しかし将軍家の体面を主張する大御所・一橋治済派の策謀で大奥中﨟らの密会は表向き伏せられ、口塞ぎのため日道は死罪。一方、日道に身を任せたつやは許婚の兵馬に捨てられて入水。助けられて淡路守の側妾に。浪々の身となった兵馬は無頼の日を送っていた。時代小説大作完結篇。 (※本書は1990/8/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)

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