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〝小説の神様〟志賀直哉は、生きものや子どもを好んで書いた。写実に徹した描写が何気ない小さな姿に新鮮な輪郭を与え、世代を問わず親しめる普遍的な名品となって多く生み出された。それらの短篇を集めた『日曜日』『蜻蛉』を合本とし二十四篇を収録。巻末に網野菊「先生と生きもの」を付す。〈解説〉阿部公彦
目次
日曜日
子供の読者に
日曜日
清兵衛とひょうたん
ある朝
菜の花と小娘
クマ
ジイドと水戸黄門
池の縁
子供三題
犬
鬼
出来事
小僧の神様
雪の遠足
台風
母の死と新しい母
蜻蛉
序
蜻蛉
家守
城の崎にて
濠端の住まい
百舌
馬と木賊
虫と鳥
兎
玄人素人
付録
先生と生きもの 網野菊
解 説 阿部公彦
Posted by ブクログ 2022年03月07日
狭い世界でのことかもしれないが、この数年、中公文庫の文芸系文庫の編集が面白いと言われている。
小説+関連する作家論とか、特定の括りで一作家の作品を纏めるとか、ちょっと違った切り口のアンソロジーを出すとか。
志賀直哉と言えば、"小説の神様"。とは言え、実際今どのくらい読まれ...続きを読む
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